ノルウェー料理(2ページ目)

バカラオ

バカラオ(Bacalao)はポルトガル発祥の干タラのトマトソースの煮込み料理。漁業が盛んなノルウェーでも家庭料理として深く浸透しています。塩味が濃く、パンを浸しながら食べます。とろとろとしたスープのようで、こちらもフィッシュスープと同じように一品だけでお腹を十分に満たすことができるでしょう。レシピは飲食店によって多少異なりますが、干物の魚、オニオン、じゃがいも、トマトソースを主な材料としています。

クジラ

捕鯨国でもあるノルウェーでは、今でも飲食店でクジラ料理を味わうことができます。ただし、サーモン料理に比べて、クジラ料理を取り扱う場所はあまり多くはないので、定番ノルウェー料理を提供する老舗・高級レストランに行くと良いでしょう。クジラ料理も煮込み料理からカルパッチョまで様々。ノルウェー語ではクジラは「ヴァル／hval」と言います。

おすすめのオスロにある老舗レストランは「ムンクも通った老舗エンゲブレット・カフェ」

肉料理
シカ、ヘラジカ、トナカイ

海産物に並んで、ノルウェー滞在中にぜひ味わっておきたいのがジューシーな肉料理。特にシカが多く生息するノルウェーでは、シカ（ヨット／Hjort）、ヘラジカ（エルグ／Elg）、トナカイ（レイン／Rein）料理ははずせません。ノルウェーのお土産屋さんでは、特にヘラジカのマスコットキャラクターの商品がたくさん販売されています。飲食店ではシカ、ヘラジカ、トナカイの3種類が全て料理としてメニューに揃っていることは珍しいですが、いずれかは煮込み料理、ハンバーガー、カルパッチョ、ソテーなどとして提供されています。

栄養満点の穀物パン

あまり知られていませんが、ノルウェーは実はパンもおいしい国！ 日本ではふわふわとした白いパンをよく見かけますが、ノルウェーでは栄養たっぷりの穀物を混ぜた、茶色のパンが一般的です。「ロフ／Loff」という白いパンがスーパーで販売されていますが、これは甘めで子供向けというイメージが強め。

パン屋さんやカフェでは甘いお菓子パンも売っています。スーパーでは「フラートブロー／flatbrød」や「クネッケブロー／knekkebrød」という平たい乾燥した薄いパンも売られており、食卓ではジャムやチーズをのせて食べます。これらの穀物たっぷりの茶色いパンは、ホテルの朝食ブッフェや飲食店でも食べることができ、お土産としてもおすすめです。

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