ふくさの意味と種類
ご祝儀・不祝儀袋などの金封は、むき出しで持ち歩くのは非常に礼を欠くことであり、ポケットやバッグ、カバンに直接入れないのが基本のマナー。贈る方への思い、心を伝えるものですから、汚さず折らず、相手にちゃんと手渡しできるよう必ず「ふくさ」で包みましょう。
金封ふくさの例。遊 中川の「生平」 2730円(税込)
そもそも、慶弔金を収めた金封を包むものを一般に「ふくさ」と言い、それらは「小(手)ふくさ」「小風呂敷」と言い分けられます。本来、祝儀袋や不祝儀袋は切手盆(広蓋を小さくした塗り盆)にのせ、小ふくさ・小風呂敷に包んで持参し、包みをとって切手盆ごと相手に差し出したものでした。最近では、塗り板や台紙の取り付けられた「台付きふくさ」や、金封を挟み入れる財布状になった「
金封ふくさ(挟みふくさ)」も使われています。
ふくさの色分けと男女の使い分け
お祝い事用には、赤色・朱色・エンジ色などの明るい色を、お悔やみ事用には、緑色・藍(青)色・鼠色などを用います。男女で分けて慶弔兼用する場合は、深めの色を選び、女性用にはえんじ色を、男性用には藍(青)色を用います。 紫色は男女を問わず、かつ慶弔兼用色となっています。
ふくさの包み方
ご祝儀の包み方
■ご祝儀の場合
- 祝儀袋をふくさ中央よりやや左の方へ寄せて置きます
- 左を中に折り込みます
- 上をたたみ、次に下をたたみます
- 右を折り裏へ折り返して完成(左の上下に小さく三角形ができます)
不祝儀の包み方
■不祝儀の場合
- 不祝儀袋をふくさ中央よりやや右の方へ寄せて置きます
- 右を中に折り込みます
- 下をたたみ、次に上をたたみます
- 左を折り裏へ折り返して完成(右の上下に小さく三角形ができます)