ミリアム・ハスケルのシェルジュエリー
アメリカのコスチュームジュエリーを代表する「ミリアム・ハスケル」のアンティーク作品にも夏らしいシェルを使ったアイテムが多くあります。
1920年代から1940年代にかけての作品は、大らかに大胆に、ファッションの新時代を楽しむアイデアに溢れる作品が特徴でした。
特に、ハスケルの顧客だったセレブたちは他の人が持っていない作品を求めてハスケルに様々なアイデアを求めてきたことでしょう。
今回は夏にぴったりのサマージュエリーを紹介します。
メインのパーツには貝殻や巻貝。
他にも、ガラスやビーズなどを使った、開放感あるビーチを思わせる、想像溢れるコスチュームジュエリーです。
シェルジュエリーのサマーパリュール
ネックレス、ブローチ、イヤリングのパリュール。(ミリアム・ハスケル 1950年代)
中心の巻貝を花に、ブルーグリーンにカラーリングした貝を木の葉に見立て、イエロービーズをあしらったお洒落なサマーパリュール。
同じデザインでブローチとイヤリングもセットになったパリュール。
貝は自然のものを使っているので、デザインを合わせるのもハスケルならではの工夫があったことでしょう。