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0歳からのバイリンガル教育にトライ!(2ページ目)

外国語は小さい頃に学んだ方が発音がいいと言われます。外国語を話す上で、「発音がいい」というのは大きなアドバンテージ。ここでは、テレビやCDなどの身近なものを活用した0歳からのバイリンガル教育の可能性についてご紹介します。

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

テレビで英語は学べないの?

育児においては、何かと悪いもの扱いされがちなテレビ。テレビに子守をさせない、長時間見せないようにした方がいいなど色々と言われています。それでは、英語のネイティブの音を子どもに習得させるという目的で利用できないのでしょうか?

実は、残念なことに、「子どもは生身の人間から外国語を学ぶ」という研究データも存在します。つまり、テレビやCDなどで外国語を聞いても得るものは少ないと……。

しかし、自らの育児経験や周りの状況を見る限り、テレビからも子どもはかなりの語学センスを吸収するように感じています。我が家は日本人家庭なので、フランスに住んではいるものの家の中では日本語オンリー。そのためフランス語の正しい発音を得るにはテレビに頼らざるをえない状況で、0歳後半から、テレビを見るならフランス語を心がけてきました。1年、2年、3年……と経過する中で、その時々で感じるのは、テレビは確実に外国語習得に役立っているということでした。もちろん、生身の人間とのやりとりにはかなわないのは当然ですが、
  • 発音
  • 抑揚のつけ方
  • 映像から単語を学ぶ
  • 頻出の日常会話のフレーズを覚える
などは着実に進歩。テレビだけではもちろんペラペラにはならないけれど、「音を習得する」という目的では使えると感じました。

身近なものでバイリンガル教育をスタート

外国語の音を入れておくと、後で役立つ

外国語の音を入れておくと、後で役立つ

以上、私的な経験談ですが、子ども時代の「スポンジのように吸収できる」高い能力と、それによって広がる将来の可能性を考えると、幼少時からのバイリンガル教育、やって損はないと感じています。やり方としては、
  • 毎日のテレビタイムに、幼児向けの英語DVDを取り入れる
  • 英語の歌のCDを家で積極的に流す
  • 少しずつでいいから、毎日触れさせる
  • 親の発音は交えず、あくまでネイティブの発音のみにさらす
英語の文法を覚える、文章を作成するのは、大きくなってからマスターできるもの。でも「音」はやはり幼少時代がベストです。発音が良いと相手に伝わります。相手の話していることが耳に入ってきます。そして、上達も早くなります。

ペラペラになるのを目的にするのではなく、単純に「音を入れる」という目的での「0歳からのバイリンガル教育」、身近なツールからはじめてみるのは取り入れてみるのはいかがでしょうか?
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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