背中を丸めて胸を閉じる姿勢は、バストやデコルテに悪影響
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室内やオフィスでも知らず知らずのうちに背中を丸めていませんか?
この「背中を丸めた」姿勢、実は私たちが思っているよりも私たちの背中に与える負担が大きいのです。
悪い例
反対に苦手なのが、引き伸ばされながら重みに耐えるなど「縮む」方向に力を使わなければならない状態。
悪い例
苦手な状況に長時間さらされた筋肉は血のめぐりが悪くなり、更に固くなり「肩コリ」や「背中のハリ」となって皆さんを悩ませることになります。
そして、ここで問題なのが「背中が丸くなる」ことによって女性にとって大切なバストラインやデコルテにも悪影響がでてしまうということ!!
肩甲骨と鎖骨の絶妙なカンケイ
人間の肩まわりの骨
人間の「肩」は前面が「鎖骨」、背面が「肩甲骨」で構成されています。
本来同じように肋骨の上に乗っているはずの鎖骨と肩甲骨ですが、現代人の生活は腕を前に出す姿勢でいる事の方が圧倒的に多くなっています。
鎖骨と肩甲骨のバランスが乱れると不調が……。
このとき、鎖骨はどうなっているのでしょう?鎖骨と肩甲骨は「表と裏」の様なもの。肩甲骨が「広がって」いるのであれば、鎖骨は「閉じて」います。
鎖骨を前に「閉じる」筋肉は主に胸の筋肉です。腕を前に突き出すときや、息を吸うときに使われる筋肉です。
が!!
ココで問題になるのは、この筋肉が積極的に使われているわけではないという点です。背中を丸めた姿勢になる際、肩甲骨は重力に引っ張られて前に滑ってきます。頭が前に出てきて、背中の筋肉は重いものをロープで吊っているような状態に。
このとき鎖骨は何の力も使わずに「縮められている」状態になるのです。
つまり「たるんでる」んです。
そうなると、使われもせずにただ「たるんでる」胸周りの筋肉は「コリ」や「ハリ」を感じることなく、どんどん固くなってしまいます。
これらの悪循環はデコルテラインの血色の悪さや肌のトラブルなども引き起こします。
胸を開く鎖骨ストレッチ1:見返り美人ストレッチ
1の動き
1.イスに姿勢よく腰かけて、左手を頭の後ろ(頭蓋骨と首の間くらい)にセットします
2の動き
3の動き
胸を開く鎖骨ストレッチ2:肩甲骨を寄せるストレッチ
1の動き
2の動き
3の動き
4の動き
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