ストレッチ/上半身ストレッチ

胸を開く鎖骨ストレッチ…丸まった背中もシャッキリ!

胸を開く鎖骨ストレッチをご紹介します。胸を張った姿勢を保つことで、きれいなデコルテを身につけましょう!肩周りの血流をUPさせて健康的で美しいデコルテラインをゲットすることで、バストラインにも効果的です。

宮川 万衣子

執筆者:宮川 万衣子

ストレッチガイド

背中を丸めて胸を閉じる姿勢は、バストやデコルテに悪影響

胸を開く鎖骨ストレッチで、縮まった体勢をなおしましょう

気づかずやってしまうこの姿勢……。


<目次>▼すぐにストレッチ動画が見たい場合は「胸を開く鎖骨ストレッチ」へ
室内やオフィスでも知らず知らずのうちに背中を丸めていませんか?
この「背中を丸めた」姿勢、実は私たちが思っているよりも私たちの背中に与える負担が大きいのです。
 
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私たちの身体を動かしてくれている筋肉の得意な仕事は積極的に「縮む」こと。自分の力では「伸びる」ことも「広がる」ことも出来ません。

 
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 悪い例


反対に苦手なのが、引き伸ばされながら重みに耐えるなど「縮む」方向に力を使わなければならない状態。

悪い例
背中を丸めて頭を前に出し、その頭の重みに耐えている背中の筋肉はまさにこの状態。デスクワークなどで腕が前に出ていると、肩甲骨まわりの筋肉はさらに引き伸ばされてしまいます。

苦手な状況に長時間さらされた筋肉は血のめぐりが悪くなり、更に固くなり「肩コリ」や「背中のハリ」となって皆さんを悩ませることになります。

そして、ここで問題なのが「背中が丸くなる」ことによって女性にとって大切なバストラインやデコルテにも悪影響がでてしまうということ!!
 

肩甲骨と鎖骨の絶妙なカンケイ

 
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人間の肩まわりの骨


人間の「肩」は前面が「鎖骨」、背面が「肩甲骨」で構成されています。

本来同じように肋骨の上に乗っているはずの鎖骨と肩甲骨ですが、現代人の生活は腕を前に出す姿勢でいる事の方が圧倒的に多くなっています。
 
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鎖骨と肩甲骨のバランスが乱れると不調が……。

結果、必然的に肩甲骨が左右に広がり肩が前に出てくる姿勢になりがちです。

このとき、鎖骨はどうなっているのでしょう?鎖骨と肩甲骨は「表と裏」の様なもの。肩甲骨が「広がって」いるのであれば、鎖骨は「閉じて」います。






鎖骨を前に「閉じる」筋肉は主に胸の筋肉です。腕を前に突き出すときや、息を吸うときに使われる筋肉です。

が!!

ココで問題になるのは、この筋肉が積極的に使われているわけではないという点です。背中を丸めた姿勢になる際、肩甲骨は重力に引っ張られて前に滑ってきます。頭が前に出てきて、背中の筋肉は重いものをロープで吊っているような状態に。

このとき鎖骨は何の力も使わずに「縮められている」状態になるのです。

つまり「たるんでる」んです。

そうなると、使われもせずにただ「たるんでる」胸周りの筋肉は「コリ」や「ハリ」を感じることなく、どんどん固くなってしまいます。

これらの悪循環はデコルテラインの血色の悪さや肌のトラブルなども引き起こします。
 

胸を開く鎖骨ストレッチ1:見返り美人ストレッチ


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 1の動き


1.イスに姿勢よく腰かけて、左手を頭の後ろ(頭蓋骨と首の間くらい)にセットします
 
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 2の動き

2.息を吸ってさらに背骨の伸びを感じたら、息を吐きながら肋骨の下の方から胴体を回すようにひねっていきましょう。
 
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3の動き

3.このとき肩甲骨を背骨に近付けるように、しっかりと背中の筋肉を縮めるように使います。 3~4回深呼吸しながらツイストを深めてから、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。5~10回繰り返しましょう。
 
筋肉は使えば使うほど、血行が良くなり柔軟性を増していきます。
 

胸を開く鎖骨ストレッチ2:肩甲骨を寄せるストレッチ



 
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1の動き

1.背を高く肩幅に立ち、腰の裏側で手の指をしっかり組み合わせます。前頁のストレッチと同じように息を吸って更に背の高さを出しましょう。



 
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2の動き

2.このとき、腕を前に回す筋肉をしっかり使ってヒジで身体を包むように使っておきましょう。胸の筋肉を伸ばすには、まずしっかりと縮めて血流を送り込んであげましょう。



 
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3の動き

3.息を吐きながら肘を後ろに引き、親指でお尻をこするように手の甲を床の方に伸ばします。
 
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4の動き

4.寄せた肩甲骨に付きあげられるように、胸を天井に向けます。肩甲骨同士をしっかりと寄せあい、何度か深呼吸をしたら元の姿勢に戻りましょう。 4.5~10回繰り返して行いましょう。
 
何度か繰り返し行うと、胸や背中にスッキリとした開放感を感じる方も多いはず。首もとを出すことも多い季節、しっかり「デコルテみがき」しておきましょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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