RESH.神宮前店 新商品を携え原宿明治通り沿いに開店！(2ページ目)

用途は意外と広そう！

どのように作るのか思わず興味津津のこの迷彩柄ですが、表面にのみ着色や塗装を施したり印刷したりしただけの安易な製法ではない事は間違いありません。また、異なる色のブロックを一定の法則で組み合わせて作られたものでないのも明らかで、その証拠に、一足一足の模様が全て異なるだけでなく、仕上げる際にソールの側面を削って行くと、当初の表面とは模様が微妙に変化し続けるので、職人さんも非常に面白く作業に取り組めるのだそうです。

RESH.神宮前店長によれば、恐らくゴムを練り上げて行く過程の絶妙なタイミングで色素を混ぜ込んでしまった、一種の「結果の美」なのではないかとのことですが、耐久性や安全基準をクリアしてこのようなユニークな製品を開発出来てしまうビブラム社の高度な技術力、そしてイタリア企業らしい豊かな感性をつくづく思い知らされます。

さてさてこのソールをどんな靴に付けましょうか…… と悩んでしまう諸兄も多いでしょう。本筋は当然ながら、Red Wingのアイリッシュセッターのようなワークブーツへの取り付けでしょうが、このソールは耐久性とクッション性が抜群の割に意外と軽量なので、工夫次第で様々な靴のカスタマイズが可能な予感がします。実際、近くにあるアメカジ系の古着店で購入したばかりのダーティーバックス（アッパーにベージュ色のスエードを用いた外羽根式プレーントウ）の底面を、所謂レッドブリックソール(レンガソール）からこれに付け替えたお客様がいらっしゃるそうで、ややカジュアル寄りの靴を見た目にインパクトを与えつつ実用的に変化させるのには、確かに役に立ちそう！
いやさすがにカモフラージュ柄は…… と仰る方もどうかご安心あれ！ 単色のものも6色、しかも全て使い易い色ばかりで別注したものでこの店には用意してありますよ。グッドイヤー・ウェルテッド製法の靴のみならず、飾りウェルトやミッドソールの装着などのちょっとした工夫を施せば、マッケイ製法やセメンテッド製法のものでも取り付けが可能なので、少しでもご興味をもたれたら臆せずにご相談してほしいとのことです。迷彩柄・単色双方とも、RESH.では現在この神宮前店のみで先行展開していますが、近々に全店にて展開するそうですので（数量限定）、まずは実物をご覧になられて、皆さんの想像力を働かせてオーダーされてみて下さい！


【商品案内】
■オールソールリペア　ビブラム社クリスティーソール
迷彩柄 ： イエローベージュ＊紺系、ブルーグレー＊紺系、ピンクベージュ＊茶系、ピンクベージュ＊緑系
単色 ： ブラック、ピンクベージュ、グレイッシュグリーン、ブラウン、レッド、ライトグレイ
価格：迷彩柄…１万2600円～　単色…１万1150円～（いずれも税込み。底付けの製法により変動します）

【店舗案内・お問い合わせ先】
shoe repair shop RESH.神宮前店
住：東京都渋谷区神宮前6-28-6 b6ビル35号
営：11時～20時
TEL：03-6427-9822
HP：RESH/靴を修理して履く文化を創る
神宮前店ブログ ： RESH神宮前店

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