つい先日、50歳の素敵なおじさまとお話させていただく機会があった。会話の中で私が「いい女になりたいんです」と言ったら、おじさまに叱られた。「いい女になりたいんじゃなくて、いい男と恋愛しなさい。そうすれば自然といい女になれるから。いい女になりたくて自分磨きなんて、やめたほうがいい!」と。
いい男って一体?
絵に描いたような完璧な男は、確実にいます。出会えるかはあなた次第
ではいったい、いい男の定義とはなに? 世間一般の女性がどう考えるのかはわからないけど、個人的に思う、いい男とはこれだった。
・仕事ができて当たり前
・しかも、その業界でトップに上がれるぐらいの実力がある
・今現在、仕事が絶好調にノッている
・女性を馬鹿にしない
・同性にもモテる
完全に自分の好みを書いてしまいましたが、一言でいうと、タダモノじゃない男(笑)。そんな男性の回りには、女性がいっぱい寄ってくることぐらい想像がつくし、タダモノじゃない男の後ろにはタダモノじゃない女がいることが多い。
「彼女いるの?」と質問しなくても、そんなことは雰囲気で、一発でわかる。まさにここは、恋愛激戦区。片足踏み入れて、引き返すこともできなくない。だけど、簡単に落とせる男性と恋愛したって、先が見えていて、ちっとも面白くない。
いい男との恋愛は、隙間産業的な愛を探す日々
昔、負け戦を覚悟で、恋愛激戦区に身投げしたことがあった。そこでまず感じたのは「この人素敵だけど、私が入り込む隙間がないじゃん」ということ。まず、いい男は忙しい。それに仕事人間だから、そんな彼が選ぶ女性といったら、自分の社会的立場を一緒になって守ってくれるような、賢い女性。予想はついていたけれど、あの頃の自分には太刀打ちできなかった。
若手の新人選手として彼のチームに入ったものの、ベテラン選手たちの守備が堅すぎて、なかなかパス回ってこないんですけどー! 状態。最初はどうしていいものか困った。相手が普通の男の人なら、自分でもベテラン選手と選手交代できたかもしれないけれど、なんてったって彼はタダモノじゃない。ベテラン選手たちと選手交代したところで、自分にはその役目が務まらないのもわかっていた。そもそも人生経験が、彼と私では釣り合っていなかったから。
もう、悔しくてたまらなかった。でも絶対にこの経験を無駄にしたくないと思った瞬間に、吹っ切れた。「負けるが勝ち」という言葉がある。この状況を逆手にとろう。彼との恋愛で、彼に一皮剥いてもらって、いい女に変身させてもらおう。彼を通して、目には見えないベテラン選手たちがどうやって彼をサポートしているのか、ノ
ウハウを盗もう。
そう思い立ったら、ベテラン選手たちにはリスペクトの気持ちしかなかった。本当にいい女にはライバル心なんて持てない。寧ろ、憧れが強かった。「彼をいい男にしてくれてありがとうございます。ちゃっかり、オイシイところだけいただきます」と。