心がこもった仕上がりの輝き
細かいところも手を抜きません
「浸け置き」の時間を使って、細かな細かな作業を続ける狩野さん。キッチン吊り戸棚の上のほうなどは、なかなか女性には作業しづらく、そもそも汚れにも気づけないものですが、そういう部分にもしっかりプロの目を行き届かせてくれます。 仕上がったキッチン各所の、このやわらかな輝きを、皆さんにもぜひ味わっていただきたいです。
右上:レンジフードファン本体、右下:シロッコファンの羽、左上:セットされたファンケース、左下:磨き上げられたシンク
「掃除」と「こころ」(ガイドの感想)
汚れが気になる、つまり「汚い」から人の手を借りて掃除する、外注をお願いするわけです。その時点で依頼するほうとしては既に心苦しいのですよね。そんなときって、お掃除してくださる方の気持ちや態度にすごく敏感になってしまうもの。嫌々やられてるのじゃないか、ビジネスライクに接してはいてもバカにされてるのじゃないか、などなど。
確かにお仕事ですから、「綺麗になりました、御代は幾ら」で済んでしまうことではあるのです。でもそれだけでは、汚れは綺麗になっても心まではそう「綺麗」とはなれないのではないかと思います。狩野さんは、どうやらこの依頼者の「こころ」の部分をかなり意識しながらお掃除されているように思えました。それは「綺麗になった」という当たり前の結果だけからは見えない次元での出来事なのですが……。
まごころ掃除師◆狩野純一さん
狩野純一さん
“Raw Bliss”主宰。宮城県登米市出身。幼稚園から高校まで仙台市で過ごす。卒業後東洋医学を学ぶため、中国の上海中医薬大学に進学。子供のころから好奇心旺盛で何でも体験しないと分からないところがあり、帰国後ビルメンテナン・ハウスクリーニング会社、マッサージの施術者、そのフランチャイズの新規開拓営業兼店舗育成、建築現場の作業員、飛び込み営業など多数の職を経験する。
日常の生活とこころの大切さに気づき、現在、日本初そうじの家庭教師を創める。
『一人ひとりが輝く』をモットーに日々おそうじに邁進中。毎月第二日曜日の朝9:00から、池袋駅北口周辺をボランティアゴミ拾いの会「わごころおそうじ会」を主催。