ドラマ/春ドラマ情報

2011春ドラマ:こんな時には明るく前向きに(前編)

こんな時に受け入れられるのは「明るく前向き」なドラマ。それが基本パターンの朝ドラは『てっぱん』の最後も『おひさま』のスタートも好調です。夜放送の連ドラでそれに続けるのはどれでしょうか。

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド

ドラマの企画は大なり小なり時代にあわせてつくるもの。しかし3月11日を境に日本は大きく変わってしまいました。春ドラマはその変化に対応できるかが重要な課題です。

この時期にどんなドラマが受け入れられるのか、そのヒントとして1月に阪神大震災、3月に地下鉄サリン事件が起きた1995年の1~3月期になにがヒットしたかを見てみましょう。

一つは『味いちもんめ』第一シリーズ、それまでバラエティメインだった中居正広の連ドラ初主演で当時はそれほど期待されていませんでしたがヒット。今年の正月、ひさびさにスペシャルで復活したのも記憶に新しいところです。

もう一つは花王愛の劇場枠の『とっても母娘(おやこ)』。16才で出産した母(渡辺典子)と15才に成長した娘(奥菜恵)がたくましく生きる姿を描くホームドラマ。全体に不調だったTBSの夜の連ドラより高視聴率を記録しました。

『味いちもんめ』と『とっても母娘』に共通するのは「明るく前向き」なこと。暗いニュースが続く中ではドラマぐらいはそうじゃないものを見たいということでしょう。


明るく前向きといえば

てっぱん

てっぱん

「明るく前向き」が基本パターンになっているのは朝ドラ。『てっぱん』は一週間の中断をはさんだ最終週に最高視聴率を記録。最後のストーリーの盛り上がりという要素もありますが、やはり今求められているんでしょう。

続いて後番組の『おひさま』も好調にスタートしています。朝ドラは月~土とほとんど毎日放送しているので、日常感覚に戻りやすいというのもいいところ。このたいへんな時期にドラマでもないだろう、という意見もあるでしょうが、そういう効果もあります。

ちなみに95年に放送していた『春よ、こい』はあまり明るい話ではなかったのでこの流れにはのれず。ヒロインの安田成美は『てっぱん』でヒロインの母親役。大震災時の朝ドラに出演しているのは偶然でしょうが因縁めいてます。

さて、これから始まる春ドラマはどうなのか見ていきましょう。今回は4月11~15日にスタートする一週目を紹介します。
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