ドラマ/春ドラマ情報

2011春ドラマ:こんな時には明るく前向きに(前編)(4ページ目)

こんな時に受け入れられるのは「明るく前向き」なドラマ。それが基本パターンの朝ドラは『てっぱん』の最後も『おひさま』のスタートも好調です。夜放送の連ドラでそれに続けるのはどれでしょうか。

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド

4月15日(金)スタート

『犬を飼うということ スカイと我が家の180日』

放映:テレビ朝日系 金曜23:15~
脚本:寺田敏雄
演出:本木克英、遠藤光貴、高橋伸之
プロデューサー:木内麻由美、大江達樹、池田禎子
ゼネラルプロデューサー:内山聖子
主題歌:関ジャニ∞「マイホーム」
出演:錦戸亮、水川あさみ、久家心、山崎竜太郎、武田航平、鹿沼憂妃、風見しんご、吹越満、杉本哲太、泉谷しげる
人事課でリストラ役として苦悩する父(錦戸)、家計のためパートを掛け持ちする母(水川)、遊びまわる長男(山崎)、と崩壊寸前の家族を案じる小学生の末娘(久家)はポメラニアンの子犬を拾ってくる。「スカイツリー」と名付けられた子犬はどん底の家族を変えていく泣けるホームドラマ。
ポメラニアン

ポメラニアン

犬によって癒すドラマというのはタイミングとしてはあってます。脚本の寺田敏雄はNHKで『盲導犬クイールの一生』とセラピー犬の『ディロン~運命の犬』と二作手がけていて経験は十分。また錦戸・水川コンビの共演は『ラスト・フレンズ』『オルトロスの犬』に続いて三作目と気心もしれてます。心配なのは金曜ナイトドラマ枠でこんな傾向のドラマは初めてだというぐらい。木曜21枠で勝負にでてみてもおもしろかったかもしれません。


前編まとめ

さて一週目は、やはり前シリーズの実績により『BOSS』が本命、対抗は『遺留捜査』。
ただ、これはちょっと前の価値観。癒しをもとめて『犬を飼うこと』が化けるのかもしれず油断できません。

続きは4月15日(金)ごろ公開の予定です。お楽しみ。
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