マレーシア/ボルネオ島

ボルネオ島の基本情報(2ページ目)

世界で3番目に大きな島、ボルネオ島。4000m級の高峰に世界有数の熱帯雨林、生命をはぐくむ大河そしてサンゴが花咲くラグーンなど、あらゆる環境が整う島は、動植物の楽園になっています。また、先住民族の多さもこの島の特徴。3つの国が同居するボルネオ島の、サバ州とサラワク州からなるマレーシア領をご紹介します。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

先住民族の文化に触れる、貴重な体験

ボルネオ島

昔ながらの習慣や文化を大切にする先住民族。

多くの民族が共存している国家、マレーシア。ブミプトラ(サンスクリット語で「土地の子」の意味)と呼ばれる先住民族は約65%を占め、ほかに中華系とインド系などからなります。とくにボルネオ島の東マレーシアは、西マレーシアに比べると先住民族の割合が多い特徴があります。 

ボルネオ島

”森の人”オランウータン

東マレーシアにはサバ州とサラワク州の2つの州がありますが、それぞれで主流を占める民族は違います。サバ州にはおよそ32もの民族(民族数は52とも72とも言われています)が暮らしています。もっとも数が多いカダザン・ドゥスン族は、州の西南の沿岸や内陸において農業で生計を立てている人々。日本人と顔立ちや体型、気質が似ているといわれています。ほかにフィリピンから渡ってきたとされる漁業を生業とするバジャウ族、カダザン・ドゥスン族と先祖を共にしながら狩猟生活をしてきたルムット族など。一方のサラワク州では26の部族に分かれるとされ、イバン族が最多数の民族です。

 

イバン族

かつて首狩り族だったイバン族。タトゥーでも首周辺に入れている(痛みが激しいから)男性は勇敢とされているそう

ボルネオ島ではぜひ先住民族の文化に触れる体験を! 昔ながらの生活習慣がうかがえる伝統的な家屋、ロングハウスへの訪問はおすすめです。ロングハウスとは民族によってスタイルは異なりますが、高床式の長屋のことで、数世代や数家族がひとつの家に暮らしています。

ガイドはサバ州のルングス族のロングハウスへ訪問し、織物や楽器の使い方を教えてもらったことがあります。床に粗く敷いた竹材の合間から食べ物が落ちて、床下に飼っている家畜のエサにもなると一石二鳥な造りだったのが印象的でした。日帰りツアーや2泊3日などの滞在もできます。 

 

ボルネオ島への行き方

ボルネオ島

コタキナバルの中心地から船で約15分ほどで、こんなステキなビーチが待っています

ボルネオ島のメインゲート、サバ州のコタキナバルへは羽田から週3便(2011年6月5日からは週4便)、関空から週2便で、所要時間は約6時間。ボルネオ島第2の都市、サラワク州の州都クチンへは、コタキナバル経由で羽田から週3便、関空から週2便で約8時間30分。

また、クアラルンプールから乗り継いで行くルートも。クアラルンプールからコタキナバルへは約2時間30分、クチンへは約1時間45分。コタキナバルへは、シンガポールやソウルで乗り継いでアプローチする方法もあります。 

ボルネオ島

冒険心を刺激するリバークルーズ

コタキナバルから中心地へはタクシー利用がポピュラーでしょう。空港内の到着ロビー内のタクシーカウンターでチケットを購入します。市内までの所要時間は約10分。深夜は5割増ですが、料金は25~35リンギットを目安に。

クチン空港から市内へは約10km。クチンもタクシー利用が一般的で、所要時間は約15分、料金の目安は25~35リンギット。こちらもチケット制です。

写真提供/マレーシア政府観光局
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