快適な暮らしを実現するには、どんな給湯設備を選ぶかも重要なポイント。どんな熱源を選ぶか、どんな機能の機器を選ぶか、商品バリエーションが豊富になっているだけに、いろいろと悩む方も多いでしょう。
ここでは、電気を熱源とする給湯設備のひとつ、電気温水器の基礎知識をまとめました。
電気温水器の特徴
酸素入浴機能付フルオートタイプの電気温水器 [電気温水器ユポカ DH-37G4XUB] パナソニック電工
電気温水器とは、電気でお湯を沸かす給湯システムのこと。割安な深夜電力でお湯を沸かし、貯湯タンクの中に一日に使うお湯を蓄えておくものです。大きなポットにお湯を貯めておく、というように考えてもいいでしょう。
ヒーターで温められた水はタンクの上部へ、下部の冷たい水をヒーターが温める、この繰り返しによってタンク内のお湯が設定温度になるまで通電するという仕組み。メーカーや商品によっては、上下に2つのヒーターを組み込んだタイプや上部ひとつのタイプもあります。
熱源が電気なので炎や煙もなく、使用時の動作音が気にならないのもメリット。また、災害等、万が一の際に生活用水としての利用も可能。基本的にシンプルな構造なので、機器自体の寿命が長いとも言われています。
形状や機能もさまざま
電気温水器には、戸建て・集合住宅用やワンルーム向けなどがありますが、いずれも、お湯を貯めるタンクを屋外、もしくは屋内に設置することになります。タンクの形状には、丸型、角型、角型配管内蔵型があり、最近は角型、すっきりとした角型配管内蔵型が多くみられます。
機能面では、割安な深夜電力のみを利用するタイプ、基本的には深夜電力を利用しつつ昼間でも沸き増しができるタイプに分かれます。機能性の高い沸き増しタイプの方が主流のようです。
次ページでは、選び方のポイントについてみていきます。