出産準備/バースプラン

vol.2 自分に合ったお産のケアを考えよう(2ページ目)

お産の時にあなたがどんなケアを受けたいか、ということをじっくり考えることは大切。お産についてのイメージが具体的になり、出産場所を選ぶ際の基準にもなります。どんなケアを受けたいかが見えてくれば、思いが伝わるバースプランを書くこともできるでしょう。お産にはどのようなケアがあるのか、自分はどんなケアを受けたいか、どんなケアが必要かを探りましょう。

大葉 ナナコ

執筆者:大葉 ナナコ

妊娠・出産ガイド

何を優先して産み場所を選ぶ?

この他に、生まれた赤ちゃんと母親を引き離さない母子同室、赤ちゃんを胸に抱っこするカンガルーケアや母乳育児のためのケアは、お母さんと赤ちゃんのこれからの絆づくりの意味でもおすすめしたケアです。

こうしたケアについて知り、どんなケアをして欲しいかイメージが湧いてくれば、出産する施設選びに迷わずに済むのではないでしょうか。出産施設といっても、総合病院、産科の病院、産科の診療所、助産院などがありますが、できるだけ自然に産みたいという場合は、そうしたケアを多く取り入れている施設がいいでしょうし、妊婦健診の経過によって医療サポートが必要ということであれば、納得できる医療ケアが受けられる施設での出産が望ましいでしょう。

豪華な個室や料理、エステのサービスなどの情報が重要視されますが、産院選びのポイントはやはり、「ケア内容」。「産む力を発揮できるお産」を求め、自分の体を向きあい、自分がどんなお産、どんなケアを望んでいるのかどうぞじっくり考えてみてください。

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