脅迫神経症・不安神経症・パニック障害

更新日:2006年04月19日

不安症状を誘発する物質

不安症状はある種の物質を摂取することで、誘発されることがあります。日常生活に支障が出るほど不安症状を強めてしまうことのある、物質誘発性不安障害について、説明します。

物質誘発性不安障害とは?
不安を減らす為に飲むのはちょっと待って!かえって不安症状が出現する可能性があります
もしも不安を感じたら、どう対処されますか? 友人とのおしゃべり、カラオケなど、個人個人のやり方があると思いますが、中には、問題があるものもあります。例えば、「そんな時はお酒をやるのが1番!」と言う方はちょっと注意が必要ですよ。アルコールを飲んだ後、かえって、不安症状が出現してしまう場合があるのです。

不安を誘発する物質は、アルコールの他にも幾つかあります。今回は、物質誘発性の不安についてお話したいと思います。


不安症状を誘発する物質の特徴

一般的に、脳に作用する物質は、脳内のバランスに影響を与えるので、不安症状を出現させる可能性があります。不安症状はその物質の使用中、または、中断後しばらくして現れます。不安を誘発させる物質には以下のようなものがあります。

・ アルコール
・ カフェイン
・ ニコチン
・ 鎮痛剤
・ 精神安定剤
・ 法律で禁止されている薬物(大麻、覚醒剤など)

出現する不安症状の程度には個人差がありますが、概ね、その物質の摂取量に比例します。日常生活に支障が出るほど不安症状が強い時は、物質誘発性不安障害になります。

>>それでは、物質誘発性不安障害の症状とその対処は? 次ページへ>>
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中嶋 泰憲

慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自…

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