咳をするとき、口を手で覆うのは間違い!
ウイルス飛散を防ぐマスク。他のもので代替することは可能?
咳の瞬間のウイルス飛散は抑えられますが、ほとんどのウイルスが手に付着するため、感染を広げてしまうことになるのです。例えば咳をした後で不特定多数の人が素手で触る会社のドアノブや、エレベーターのボタン、共有パソコンや資料、通勤電車の吊革などを触ると、物を介してウイルスが広がります。
マスクがない場合は、ティッシュペーパーなどで口元を押さえるのが正解です。使用したティッシュペーパーはビニール袋などに入れて、袋の口を結んでから捨てましょう。
また、咳をする時に手で口元を覆うことで、手に付着している他のウイルスを吸い込んでしまうリスクもあります。感染拡大と予防の二重の意味で、手で口元を覆うのはオススメできないのです。
鼻をかんだ後のティッシュはウイルスだらけ
つらい鼻づまり……使ったティッシュペーパーにはウイルスがいっぱい!?
オフィスや公共の場所はもちろん、子供がいる家庭は特に要注意。鼻をかんだ後のティッシュを子供がうっかり触ってしまった場合や、ゴミ箱をひっくり返してしまった場合は、家族内感染のリスクが高まります。
外出先では、自分がウイルス保有者か分からない場合でも、鼻をかんだティッシュはビニール袋に包んでから捨てるのが正解。できればポケットティッシュと一緒に小さめのゴミ袋を持ち歩くのがマナーの上級者です。
ティッシュが無いときは上着の袖で
間に合わない時は肘を使って
マスクと消毒液を準備し、物の貸し借りを減らすこと
成田での機内検疫でも、これらの消毒液が欠かせませんでした
手で触れる時間が長いパソコンのマウスや、個人のボールペンなどの貸し借りを防ぐことも有効な対策法。
簡単にできることから意識して、ウイルスの拡大を防ぎましょう。