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ED・勃起不全/ED・勃起不全の治療

ED治療薬の副作用とは?(2ページ目)

日本でED治療薬が発売された当初、海外での狭心症や心筋梗塞の薬であるニトログリセリンとの併用が原因での死亡例が報告され、心臓に悪い薬という噂が流れたことがあります。しかし、これはまったくの誤解です。

提供:東和薬品

執筆者:All About 編集部

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頭痛が起きることもあります


先に説明した「顔のほてり」は好みもありED治療薬がカーッと燃えるように効いている感じがして、逆にそれがいいという方もおられ、好みは人それぞれです。

顔のほてりや鼻づまりに次いで多いのは、軽い色覚異常や頭痛、胸やけ、下痢、関節痛などですが、これらも、一時的なもので重大なものではありません。症状に応じて、市販の頭痛薬や整腸剤、鼻炎薬、風邪薬などと一緒に飲めば防げるでしょう。

顔のほてりと同様、服用する量を半分にするなどのコントロールをすれば、たいていの場合は緩和できます。

ただし、ニセモノを服用したことによる、深刻な健康被害が数多く出ています。これを防ぐためには、個人輸入品など、怪しげなED治療薬には決して手を出さないことです。ニセモノのED治療薬の弊害や、ニセモノを見抜くことなどについては機会を改めて説明したいと思います。いずれにしても、日本国内で医師にきちんと処方してもらえば安全です。
 

半量で効き過ぎた……

 
副作用ではありませんが効き過ぎたという相談も時にはあります。

例えば、半分の量のED治療薬を服用してセックスしたところ、ちょっと体が触れただけで勃起し、終わってからもしばらくは硬いままで翌日の朝勃ちもいつになくすごかったというようなケースです。

半分の量で普通よりすごい効果が得られるのですから、経済的とも言えますし、結果的にパートナーが深い満足を得られるのならば、とても素晴らしいことだと思います。
 

習慣性はないの?


想像以上の効果に感激して、飲み続けたいが大丈夫だろうかという相談を受けることもあります。

結論的に申し上げて、まったく問題ありません。ED治療薬は一種の「生活改善剤」のような薬です。飲み続けることに神経質になりすぎる必要はありません。

また、飲み続けることにより、これ無しではダメになるんじゃないかという心配をされる方もいますが、ED治療薬に依存性や習慣性はありません。身体依存性はなく中毒にはならない薬ですが、大変よく効く薬なので、これがないと心配というように精神的に頼ってしまうことはあります。

さらに、ED治療薬を使い続けると耐性ができて、いつかは効きが悪くなるのではないかという質問を受けることがあります。薬の耐性というより使い慣れで、初回より効果が落ちてくるということはあります。ED治療薬は現在3種類ありますので、初回からの薬の効果が落ちたように感じる場合は、他のED治療薬を試してみるのもいいでしょう。

理屈の上では毎日服用しても安全ですが、体力と精力の限界もあるので、毎日励むことのできる人は多くはないでしょう。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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