マンション相場・トレンド/マンション相場・買い時

10年後マンション価格はいくらになる?後篇(2ページ目)

1997年のマンションの10年後価格維持率上位30駅を紹介。当サイトのアンケートの結果も踏まえどんなマンションが今後価格を維持しやすいのかをガイドの視点で紹介します。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

城東エリアのタワーマンションがトップ

 
アンケート
今後資産価値が下がりにくいのは、どのタイプのマンションですか?当サイト実施(2007年4月1日~5月13日)アンケート。アンケート開始時は都心タワーがトップ、2位は城南ファミリーだったが後半大きく城東エリアのタワーが票を伸ばした。短期間で市場の見方も変わってきている


当サイトが実施したアンケート「今後価格が下がりにくいのはどのタイプのマンションと思いますか?」によると、4タイプのマンションのうちトップにきたのが、城東エリアのタワーマンションでした。

城東エリアは、通勤アクセスも良く比較的賃料水準も高いエリアです。豊洲のような湾岸エリアだけでなく、墨田区の新東京タワー建設といった再開発も予定されているため、注目度は高いようです。

不動産経済研究所発表の「東京・新築マンション利回りインデックス」の結果概要によれば、2007年に供給された東京都全域の新築マンションの表面利回りは、供給価格上昇によって前年比-0.7ポイントの低下の4.1%になっています。賃料水準の高い都心5区も同様に0.7ポイント低下の4.1%に。利回りベースで見ると割安感はなくなっているようです。

区市別利回りランキングでは、トップは墨田区で5.03%です。
◆区市別利回り上位3区市
1位 墨田区  5.03%(対前年比0.44ポイント下落)
2位 中央区  4.86%(対前年比0.27ポイント下落)
3位 台東区  4.84%(対前年比0.46ポイント下落)

収益性も一つの不動産の価値の指標と考えると、上記のアンケート結果もある面ではうなづける部分が大きいと思います。

今後資産価値が維持しやすいマンションは、どんなマンションなのか?ガイドの意見を次のページで紹介します。
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