クモ膜下出血は、脳の中の血管の一部が破れて出血が起こる病気の一種です。(クモ膜下出血を含めて、危険な頭痛について詳しくは「危険な頭痛」ってどんな頭痛?へどうぞ)。そこで今回はクモ膜下出血について簡単にお届けします。
第1回 「頭痛」って病気なの?
第2回 「頭痛もちの頭痛ってどんな頭痛?」
付録 片頭痛を簡単に診断できる簡易質問表
第3回 「危険な頭痛」ってどんな頭痛?
番外編 脳幹出血ってどんな病気?
番外編2 クモ膜下出血ってどんな病気?
第4回 頭痛対策
クモ膜って何?
クモ膜は脳を包む膜の一種です。 |
軟膜はぴったり脳にくっついています。その上に、その名もクモの巣のような薄い膜=クモ膜が脳を覆います。そして、さらにその上に硬い膜=硬膜があるのです。
さらに…脳は非常に大事なものなので、硬膜の外には頭蓋骨があって(いわゆるしゃれこうべですね)多重構造で脳を守っているのです。厳重ですね。
クモ膜と軟膜の間に血管があり、その一部がやぶれることによって「クモ膜の下、軟膜の上=クモ膜下腔」に血がたまる病気、クモ膜下出血がおこります。
次のページはクモ膜下出血について詳しくお届けします。…どうして起こるの?どんな症状があるの?>>