パワーポイント(PowerPoint)の使い方/パワーポイントの基本操作

PowerPointはこんなソフトだ(2ページ目)

PowerPointはプレゼンテーションソフトの代表ともいえるソフトです。ここでは、PowerPointでどんなことができるのかをわかりやすく解説します。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド

プレゼンテーションをトータルにサポート

PowerPointはMicrosoft社が発売しているプレゼンテーションソフトです。
プレゼンテーションの成功に欠かせない「わかりやすい資料」作成を強力にバックアップしてくれます。こう言うと、プレゼン資料を作成するためのソフトだと思われるかもしれませんが、それだけではありません。PowerPointは、以下に挙げるプレゼンテーションの5つのシーンをトータルにサポートする総合的なプレゼンテーションソフトなのです。

(1)情報を整理する
プレゼンテーション資料を作成する前には、目的を明確にし、聞き手を分析するという作業が必要です。さらに必要な情報を収集する作業も発生します。情報が収集できたら、PowerPointを使って情報を整理しましょう。PowerPointの「アウトライン機能」を使うと、情報の取捨選択や順番の入れ替えといった推敲作業が効率よく行えます。

アウトラインを使うとアイデアの整理ができる。



(2)資料を作成する
プレゼンの骨格が決まったら、「スライド」と呼ばれる用紙に表やグラフやイラストなど、説明を補う情報を追加しながら、スライドを仕上げます。PowerPointに用意されている豊富なデザインやアニメーションを使うと、聞き手の興味をひきつける見栄えの良いスライドが作成できます。

必要な要素を足してスライドを作りこむ。

(3)印刷物を作成する
PowerPointでは、聞き手に配布する資料や自分用のメモ書きなども作成できます。わざわざ印刷用の資料を準備しなくても、作成したスライドの印刷方法を変更するだけで、さまざまな種類の印刷物が完成します。

スライドからさまざまな印刷物が作れる。



(4)リハーサルをする
PowerPointは、リハーサルも強力にサポートします。プレゼンテーションの本番と同じようにスライドを操作しながら持ち時間を計測したり、気になる箇所を何度もやり直しながら、プレゼンテーションの完成度を高められます。

(5)プレゼンテーションを実施する
いよいよプレゼンテーションの本番です。PowerPointの入ったパソコンがあれば、画面全体に大きくスライドを映し、紙芝居をめくるようにスライドを切り替えて説明できます。プロジェクターやスクリーンを接続すれば、大きな会場でのプレゼンテーションでも心配要りません。

PowerPointはプレゼンテーションの本番もサポート。



「PowerPointの使い方」では、プレゼンテーションを成功に導く「わかりやすい資料作成」を目標に、上に述べた5つのシーンで活躍する便利な情報を紹介していきます。
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