エクセル(Excel)の使い方/データベース・データ集計

集計機能を柔軟に活用する3つのポイント(3ページ目)

この記事では、複数の項目を基準にした応用テクニックなど、集計機能を柔軟に活用するための3つのポイントを紹介します。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


活用ポイントその3:複数の項目でグループ化して集計する


「ある項目について集計し、さらに別の項目による内訳も表示したい」といったように、複数の項目を基準にグループ化して集計したい場合があると思います。ここでは、下図のようなリストで、まず「支店名ごと」にグループ化し、さらに、その内訳として「商品名ごと」にグループ化して、「金額」と「粗利」の「合計」を算出してみます。


複数の項目で集計する手順


複数の項目で集計する手順は次の3つです。これらの手順を頭に入れて、実際に操作してみましょう。


準備として、「支店名」で並べ替えてから「商品名」で並べ替えておきます。


まず、1回目の集計を実行します。ここでは、グループ化の基準として「支店名」を指定し、集計方法を「合計」、集計するフィールド(項目)を「金額」と「粗利」に設定しています。


続いて、2回目の集計を実行します。ここでは、グループ化の基準として「商品名」を指定し、1回目と同様に、集計する項目を「金額」と「粗利」、集計方法を「合計」に設定します。そして、ここが大きなポイントですが、「現在の集計表と置き換える」のチェックを外します。この設定により、1回目の集計結果を保持したまま2回目の集計を実行できる、というわけです。


2つの項目を基準にグループ化して集計することができました。
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