転職のノウハウ/転職活動の応募のコツ

人事が会いたくなる自己PRの書き方

自己PRの書き方、PRポイント、職種別・経験別・年齢別の注意点、よくあるミスなどについて考えます。

執筆者:高野 秀敏

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自己PRを書く前に必要なこと

転職活動で職務経歴書を書いた後に、自己PRを書く方が多いのですが、どう書いたらいいのかわからないという人がいます。

自己PRをするには、まずは自分を知ることです。これは、自己分析ともいいます。自己分析については、ガイド記事「自己分析」をご参照ください。自己分析をした結果、どんな強みがあるかが分かったでしょう。自分の強みが何なのか? その点をわかりやすく書くことがポイントです。

自己PRのポイント

聴く人の注意を引く自己PRのポイントは?
聴く人の注意を引く自己PRのポイントは?
■定量的に良さを伝えること
数字を使って自分の良さを伝えることが重要です。なぜかと言うと、面接官は初対面がほとんどで、あなたのことはよく知らないのです。

自己PRの駄目な例として、「熱意をもってがんばりました」「粘り強く努力した」などといった抽象的な表現。営業職であれば、部署に何名営業部員がいるなかで具体的に何番だったのか? そして成果があるポイントは何だったのかを具体的に書いてあることが重要です。

ガイドのような人材紹介の仕事を参考にし、自己PRを紹介します。

「仕事の質を重視していました。仕事の量とは具体的には、カウンセリング数というものがあります。だいたい1ヶ月に20名ほどの方にお会いするのが普通です。しかし、私は26名から30名ほどお会いしていました。どうしてそれだけの方に会えたかといいますと、紹介してもらう人数が他の方よりも1.5倍ほど多かったからです。

紹介してもらうためには、仕事のスピードを上げることを重視していました。具体的には、面接結果後の企業と個人のフィードバックを24時間以内に行うようにお願いをしていました。

スピードが速ければ企業と転職希望者の意識のすり合わせもしやすいですし、採用を計画通りに進めやすくなります。遅い人だと48時間たっても連絡が取れていないことがあります。どうして遅いフィードバックになるかというと、すぐに連絡を取ったほうが、企業や転職希望者にとって最終的な成果に繋がるということの認識ができていないからです。

スピードを上げるために転職希望者とは携帯メールアドレスを共有し、電話が繋がらないときは携帯メールでやり取りすることを徹底しました」

となります。

■定性的に良さを伝えること
○○の状態を○○にアップさせたといったように、ある状態を向上させた内容を話すといいと思います。

例えば、チーム内のモチベーションがあがらない状況があった場合で自己PRを紹介します。

「離職者も多く、原因をメンバーから個別にヒアリングしてみると、チームマネジャーとメンバーとの心の距離が離れていることが原因だとわかった。その問題点について、マネジャーに現状の問題点とメンバーにどのようにコミュニケーションをとって欲しいか、そしてコミュニケーションによってどんな効果がありそうかを話をし、チームのビジョンや個人のビジョンについて話あう会合を開催し、お互いに本音で語り合う場を設けた。

チームビジョンはこれまではトップダウンで作られるものだったが、ボトムアップで提案があがるようになっていった。上司は部下は提案をしないと困っていて、部下は上司は独善的に決めると思っていた。個人ごとのビジョンが上司、部下、同僚で共有されてからは、お互いに相手が何を目指しているかがわかるようになった。その結果、全体のコミュニケーション量が増え、情報共有が盛んになり、結果として業績も10%向上した」

というようになります。

間接部門にとっては、定量的にアピールするところが少ないことが多く、定性面のアピールの種類を増やしたいところです。

年齢別自己PRの注意点

?になる年齢のこと。上手くPRする方法は?
気になる年齢のこと。上手くPRする方法は?
■26歳ぐらいまでの第二新卒
特に1、2年目の人は営業や経理など自分の職種をアピールしすぎると、面接が受かりにくくなるということがあります。具体的には、求人内容が第二新卒はゼネラリスト採用をしようと思っていて、職種によらず何でもやって欲しいと企業側が思っている場合があります。

その場合に、自分がしてきた営業や経理の強みのみをアピールしすぎると、職種への思い入れが強すぎるということで、落とされてしまう場合も。企業がどんな人を求めているかは、会社のHPや採用ページを見ると
分かるので、必ず確認してください。

■30歳以上
企業としては、マネジメントができるかどうかを期待していることが多いです。マネジメント経験があれば、どのようなことを意識してマネジメントをしてこられたのか、メンバー数や構成などを明記してください。

面接でもマネジメントとして心がけていたことやエピソードが求められます。マネジメントの経験がなくマネジメント志向もない方の場合は、年下の上司でも問題ないことや、職種として専門性が明確に高く成果が出せる即戦力人材であることをアピールしてください。

年下の上司の経験がない人は想像がつかないかもしれませんが、採用する側は年齢を意識していることがよくあります。しかし、面接では聞きにくいこともあり、企業からは質問してこない場合もあります。職務経歴書に書いてしまうのも面接戦略としてはありです。

自己PRでよくあるミス

■誤字脱字がある
対策としては、必ず、推敲をする。他人にチェックしてもらうということです。当然ですがミスがあると読む気がなくなります。

■文字が多すぎる
A4で2枚から3枚程度が一般的。それ以上の枚数になると長いと感じます。職務経歴書と自己PRを合わせて3枚以内におさめましょう。

■文字が少なすぎる
A4で1枚にすら満たないという人がいます。第二新卒であっても職務経歴書とあわせて1枚は書きましょう。少なすぎるとやる気がないように思われる場合があります。

■会社ごとにカスタマイズしていない
他社へのアピール内容を変えずに、提出してしまった場合がよくあります。人材紹介会社に提出してある職務経歴書の自己PRの部分が古く、当初は秘書だけを志望していて、そのことしか書いていない。現在は秘書以外も志望しているのに、秘書に絞って活動しているなどと記載しているといった矛盾点があるというもの。会社ごとにカスタマイズして書いてください。面倒だと思うかもしれませんが、アピールがずれていると会う気がなくなります。

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更新日:2009年07月28日

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