転職での仕事・会社の選び方

更新日:2008年05月06日

転職で「年収20%アップ」は本当か?

キャリアカウンセリングの仕事をしていると、必ずといっていいほど話題になるのは、「年収」のお話。今回は、転職でそもそも年収があがる人はどんな人なのか?そして年収アップのポイントをお伝えします。


年収を上げる面接テクニック

自分の価値をアピールして、年収アップを目指そう
自分の価値をアピールして、年収アップを目指そう
●自分の価値をアピール
自分を採用することで、普通の人の2倍、3倍の価値があると思わせることが重要です。年収2倍払ってもむしろ安いと思わせるぐらいがポイント。たとえば、会社側が、人事の新卒採用を募集している状況で、中途採用や制度設計もできる人が欲しいと実は思っており、その3つの仕事が自分にはできることをアピールしていけば、年収があがる可能性が高いでしょう。企業や社長からみれば、人材への投資対効果(ROI)を考えて、メリットがあると思えば、年収を上げて採用してくることもままあるものです。

●他社の内定条件をアピールする
他社から現職、前職以上の給与がでていれば、その話をして、検討していただく。あまり言い過ぎると、「この人はお金だけが重要な人だな」と思われて、落とされることもある。会社によっては希望年収は高くいってくるぐらいの人のほうがいいと思っている会社もあり。そこは人材紹介会社や知人を使って、よく調べることがポイントです。

転職後に年収2倍アップにするコツ


私の今までの経験では、転職時に年収20%upすることよりも、転職後数年以内に年収を2倍にするという気持ちの方のほうが成功(=納得した仕事人生を送ること)している人が多いようです。

年収2倍を数年以内にというと難しいようですが、会社の選択の仕方×自分の努力で十分到達可能です。3倍になった方もままいます。年収2倍upした方々は何が違うかといえば以下の通りです。

・今成功している会社ではなく、これから成長しそうな会社を選んだ。
・会社の課題をむしろプラスにとらえて、その問題こそ自分が解決できると思って転職を決めた(自分の強みが会社の弱みを補う形になる転職を理想とした)。
・会社のキーマン(社長だったり、役員だったり、部長だったり)と面談し、そのキーマンと仕事上の相談ができる会社かどうか確かめて転職を決めた。
・転職後に最初は周囲との調和を意識し、少しずつ存在感を高めていった(最初から張り切りすぎず、自分の味方を増やしていった)。
・昇進を強く意識するよりも、自分に多くの仕事を任せてもらうように信頼してもらい、自分の下に部下を採用するように働きかけていった。
(古参の社員の方を追い抜くより、自分の下に部下を持たせてもらえば、結果として昇進、昇給していく)。

年収を転職時に20%upあげることができれば確かに楽しいかもしれません。ご家族がいれば喜ばれることもあるかと思います。一方で、お金についてだけいえば、生涯年収の考え方をもっていただければと思います。日本人の生涯年収は、2億数千万円。そして、これからの時代は、65歳以上になっても仕事をし続ける時代がくると思います。60歳で定年になっても、そこから人生は、10数年続くわけです。そして年金は、私がいうまでもなく、心配なことばかりです。

自分自身の価値をあげる(自価向上)こそ、20代、30代のビジネスパーソンにとって必要なことではないでしょうか。そして、その上で、年収もあがればいうことなしだと思います。


【関連記事】
年収アップのための面接発言キーフレーズ(ガイド記事)
年収UPのつもりが、思わぬDOWN?(ガイド記事)

(執筆者:高野 秀敏)

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小松 俊明

ヘッドハンターとして、グローバル企業の管理職採用に携わる。ビジネスマンの働き方、キャリアや転職、自己…

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