話し方・話題作りの基本

更新日:2008年08月19日

夏期講座「伝え方の極意~5つのポイント」

4年に一度のオリンピックでも熱い戦いが繰り広げられて暑い夏になっています。秋になる前に、あなたの話し方・伝え方を見直してみませんか? そこで今回は夏の集中講座「伝え方の極意」をご紹介します。

文章:立川 亜美(All About「話す技術・伝える技術」旧ガイド)
4年に一度のオリンピックで熱い戦いが繰り広げられ、今年はよりいっそう暑い夏になっていますね。とはいっても、そろそろ夏も終わり。秋になる前に、あなたの話し方・伝え方を見直してみませんか? そこで今回は、秋までにブラッシュアップするための集中講座「伝え方の極意」です。

夏の海
海に行きたくなる様に伝えるには、行きたくなったときのことを臨場感たっぷりに語ること。
■伝え方の極意~5つのポイント
1. 伝えたいことを絞る(1P目)
2. エピソードを入れる(1P目)
3. 聞き手にわかる言葉で(2P目)
4. 話の構成を考える(2P目)
5. 伝えたい! という気持ち(2P目)

1. 伝えたいことを絞る

「何を言いたいのかわからない……」このように言われたことはありませんか? 思いついたことをどんどん話してしまうと、言いたいポイントが何だかわかりません。話している自分でも、よくわからなくなることはないでしょうか? その原因のひとつに、話したいこと・伝えたいことが絞りきれてないことが挙げられます。

たとえば、「夏」について話すとしましょう。

○ 夏は暑いです
○ 夏は長い休みがあります
○ 夏はイベントが多いです
○ 夏は海に行きたくなります

まだまだ、夏について色々な話題が出てきますね。話がわからなくなってしまう人がよくやってしまうのが、これらの要素をすべて取り入れて話をしてしまうこと。あれもこれもと次から次へ話題を移すと、全体的にひとつひとつの内容が薄くなり、結果的に何も伝わりません。

色々と言いたい事を抑えて、ひとつに絞ることです。たとえば、今回は「夏は海に行きたくなる」と伝えようと思ったら、それ話題ひとつに絞っていくことです。そうすることで、誰が聞いてもポイントがきちんと伝わるようになります。

2. エピソードを入れる

話のポイントをひとつに絞ると、伝えたいこと(着地点)がはっきりします。そこで相手にわかってもらえるエピソード(事例、体験談など)を話していきます。

聞き手がしっかりと理解することが、伝わるということです。
「夏は海に行きたくなりますね」と話したとき、相手は「私は海より山がいいな……」と思うかもしれません。山が好きな人でも「ああ、海に行きたくなるね」と思ってもらえるように話さなければなりません。
それには、「夏は海に行きたくなる」と感じたときのエピソードを語るのが一番、説得力があります。どんなときにそう感じたのでしょうか、しっかりと思い出してください。

たとえば
「夏になると、高校生のときに行ったきれいな海を思い出すんです。一緒に行った友達と砂浜でスイカ割りをしたり、海で泳いだり……。冬の海は、少しさびしい感じですけど、夏の海は楽しい気分になれそうで。やっぱり夏になると海に行きたくなりますね」
この話を聞いて、「ああ、海もいいね~」と思ってもらえたら、ちゃんと伝わったということになります。

ビジネスシーンでも、伝えたいことを結果だけでなく、そこへ行き着いたエピソードを入れることで、より深く相手に理解してもらえるはずです。

次のページで、残りの3つのポイントをご紹介します。
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この記事の担当ガイド

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藤田 尚弓

話し方・交渉術の講師として大手企業や大学で活躍。銀座ホステス、営業、起業と多彩なキャリアを持つ。「悪…

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