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ミラノ空間を楽しむ・ベッドルームの光と陰(2ページ目)

ワインレッドの濃淡がおりなす光と陰のインテリア空間。マウロ・リッパニーニ氏がデザインしたベッドルームを探ります。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

透けるガラスを通して見え隠れするDEN

メインベッドルームは4枚のガラスのパーティションで仕切られています。右側3枚がDEN、左の1枚がシャワールームの引戸になっています。 DENは書斎とか隠れ家などの意味でこぢんまりした部屋のことです。



3.4帖の広さのDENは、ガラスパーティションを閉じて書斎として、又はオープンにして、ベッドルームから続くちょっとしたくつろぎスペースとしても使えます。この小さい部屋にはクローゼットが付いていますので着替え室にも転用できます。デスクの前の小椅子は、ベッドヘッドの布地と同じものが使われています。


左側のダークブラウンの扉はマスターベッドルームと廊下の出入り口。この扉も引き戸になっていて、ベッドの後壁に引き込まれます。右側が洗面室とシャワールームになっています。



洗面室は御影石のカウンターとダークブラウンの扉で構成され落ち着いた雰囲気になっています。ベッドルームに隣接されているシャワールームはプライベート重視をした高級感があります。



次ページに「クローゼットの扉に込められた日本美」に続きます。
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