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トイレがポイント?! 家庭での節水(2ページ目)

環境問題を考える中で「水を節約すること」は重要です。家庭での節水は多くの人が実践しているようですが、トイレの節水の効果が高いこと、ご存知でしたか?

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド

トイレの節水方法は・・・

そんなトイレに対して、みなさんの節水方法の現状はどんなものでしょうか?まず、「消音のための二度流しをしない」が56.6%。ついで、「タンク内に水入りペットボトルを入れる」42.9%、「2~3回排泄して、まとめて流す」22.9%、「市販の節水おもりや節水バルブを取り付ける」21.7%と続いています。

■トイレでの節水方法
複数回答


しかし、トイレのレバー1回の洗浄水量を把握している人も少なく、洗浄水量は「分からない」人が18.3%、「5リットル」14.8%、「10リットル」13.2%・・・と答えはばらついています。洗浄水量がよく分からない中で、節水効果についても、わからないと感じている方が4割強。節水しているけれど、以前と比べてどのくらい節水になっているのか、トイレの節水効果は把握しにくい、というのが現実のようです。

節水機能がアップしたトイレを選びたい

便器底のゼット口からの洗浄水ではなく、上から100%流す強力な洗浄によって、便器内の汚れを洗い流す。大洗浄6リットル、小洗浄5リットルの「超節水eco6トイレ」。旧来型便器(大13リットル)と比べ約60%の節水を実現。2日でおフロ1杯分以上節約、水道料金は、年間約12,000円もお得に。エコロジーでエコノミーな便器。[シャワートイレ一体型便器 「ぐるピカ便器」アメージュVシャワートイレ] INAX
節水の効果がわかりにくいトイレですが、新築やリフォームを検討しているのであれば、デザイン性だけでなく、節水に関しての機能もチェックしたいものです。最近の発売されているトイレは、さまざまな工夫によって節水機能がアップしてきています。タンク内の水位を高くし、上部の水を使うことによって、少ない水量でも強力な水流を確保したり、洗浄方法を工夫することで、少ない水量でもしっかり洗い流すことができたり……。ショールームでは、見た目だけではわかりにくい機能についても、きちんと確認するようにしましょう。

最近の住まいづくりの傾向として、環境に配慮する、というのは大切なキーワードとなっています。設備機器や建材の商品でも環境に配慮した製品は数多く出ています。もちろん限られた予算の中で、すべてを取り入れることは難しいかもしれません。けれど、できる範囲の中で環境への負荷を少しでも少ない商品を選ぶようにしたいものです。

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