ファブリックで劇的イメチェンのレストラン(3ページ目)

目的にあわせた窓掛けをチョイス

中国ではあまり見かけない、フラットバルーンシェードのサイドドロップタイプイメージして作った窓掛け。

寒々しかった窓のガラス面も、窓をファブリックで覆うことで冷たさが和らぎ、薄手のファブリックを通した柔らかな日差しが店内に広がります。また、窓からの景色は正面のビルの裏側が見えて見苦しかったのですが、上下昇降タイプの窓掛けで上部を目隠することで、テラスの緑だけが美しく見えるようになりました。。

折って吊るして思いのまま

特徴のあまりない入り口のキャビネット上もファブリック使いでおシャレに変身。

レストランの入り口部分のキャビネットの上は、インテリア小物を整理して、季節ごとの花を楽しめるスペースへと変わっています。キャビネットの上部は、やはりファブリックを使ってデコレーション。これは長方形の大きな布を、カーテンのバランスのように使ったもの。布を折りたたみ、両端をフックでとめるだけで簡単にできますが、雰囲気がまるっきり変わって見えます。

ファブリックは、たった一枚の布でも、ドレープを寄せたりたくし上げたりすることで形が変わるので工夫次第でいろいろに楽しめますね。

劇的に変わったエントランス

このファブリック効果がてきめんに現れたのが、通りから入ってくるエントランス部分です。こんな雰囲気なら入ってみようかなぁと思わせるようになっていませんか。

お店のポスターと布を交互に掛けた壁面と、天井からのフラッグはアイキャッチ効果抜群の演出。アイビーのグリーンも無機質感を和らげてくれる。

改装前は、奥にレストランがあるなんてわからないような入り口でした。そこの片側に、お店のポスターと色鮮やかな布を交互に掛け、天井部分からもフラッグのように色とりどりの布を吊るすことでぐっと目を引く場所に変わりました。

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いかがでしたか。ファブリック使いで室内の印象が大分変わったのがお分かりいただけたでしょうか。パーティションに使ったり、飾りに使ったり、工夫次第でいろいろに使えますからお試しくださいね。
このレストランのその後ですが、予約をしていないと入れないそうです。もちろん、ガイドも行ってきましたが、さまざまな国籍のお客様で大賑わい。お料理や宣伝等の効果もありますが、携わった者の一人としてとても嬉しく、また、ホッとしているガイドです。

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【関連INDEX】
色彩・素材の基礎知識→インテリアを性格づける色彩や素材についての基本的な知識はこちらで。

【関連サイト】
el willy→改装したスペイン料理のレストランHPです。上海ですので、旅行の際には行ってみてくださいね。
Retro Modern 上海 →一緒にレストランのインテリアコーディネートをした友人のサイト。テラス部分の改装もがんばりました！詳細はこちらで。
中古マンションで新築以上の満足リフォーム→All Aboutリフォームより。 リフォームで生まれ変わったマンションの実例です。