アクセス制限・認証、サイト内検索

更新日:2008年05月23日

.htaccessファイルの作り方と設置方法

「.htaccess」という特殊なファイルを用意すると、アクセス制限・パスワード認証・リダイレクト(転送)・エラーページのカスタマイズなど様々な特殊設定を実現できます。「.htaccess」の作り方と設置の仕方をご紹介。

「.htaccess」ファイルの設置方法

「.htaccess」ファイルを無事に保存できたら、サーバ上にアップロードしましょう。 アップロード先は、どの範囲に対して設定を適用させたいかによって異なります。
「.htaccess」ファイルの設定の有効範囲は、「.htaccess」ファイルを置いたディレクトリと、それ以下の全てのサブディレクトリです。

ですから、サイト全体に対して有効にしたいなら、最も上位のディレクトリに置けばよいことになります。
※「最も上位」とは、サイトのトップページ(index.htmlなど)のある位置のことです。

最も上位のディレクトリに配置すればサイト内全体に有効
最も上位のディレクトリに配置すればサイト内全体に有効

ある特定のディレクトリとそのサブディレクトリに対して有効にしたいなら、その範囲内で最も上位のディレクトリに置きます。

配置したディレクトリとそれ以下のディレクトリにのみ有効
配置したディレクトリとそれ以下のディレクトリにのみ有効

ディレクトリごとに別々の設定をしたいなら、それぞれのディレクトリ用に「.htaccess」ファイルを作成して1つずつ置きます。

ディレクトリごとに異なる.htaccessファイルを配置することもできる
ディレクトリごとに異なる.htaccessファイルを配置することもできる

なお、上位のディレクトリにも別の「.htaccess」ファイルがある場合は、その設定内容も同時に適用されます。 設定内容が競合する場合は、下位ディレクトリにある方が優先されます。

上位階層も含めて複数の.htaccessファイルがある場合、すべてが適用される
上位階層にある.htaccessファイルも同時に適用される

アップロードは「アスキーモード」(テキストモード)で

「.htaccess」ファイルはテキストファイルですから、アップロードする際には「アスキーモード」(テキストモード)でアップロードします。

FFFTPでアスキーモードにするところ
アップロードは「アスキーモード」(テキストモード)で

FTPソフトによっては「.htaccess」というファイルをバイナリファイルだと認識するかもしれません。 その場合、バイナリモードでアップロードしようとします。 バイナリモードでアップロードしても特に問題はないでしょうが、もしうまくいかないようなら「アスキーモード」でアップロードするよう設定を変更してアップロードし直してみましょう。

Internal Server Error が出たら……

500 Internal Server Error
500 Internal Server Error

「.htaccess」ファイルをアップロードした結果、どんなページを閲覧しようとしてもすべて「 Internal Server Error 」エラー表示になってしまう場合は、 「.htaccess」ファイルの記述内容に誤りがあるということです。 このファイル内に誤りがあると、有効範囲内のあらゆるページの閲覧ができなくなります。

その場合は、もう一度すべての記述方法を読み直して、「どこか間違えていないか?」・「余計な文字を書いてしまっていないか?」などを確認して下さい。
例えば、半角スペースで空けるべきところを空けていないとか、全角スペースになっているとか、もしくは、「 ErrorDocument 」のスペルが誤っていないかなどを確認してみましょう。

また、リッチテキストなど、余計な情報が付加された状態で保存していないかにも注意して下さい。 必ずプレーンテキストでなければなりません。

※本来なら「.htaccess」内で記述できる内容でも、ある特定の内容だけはサーバ管理者によって使用が禁止されている場合があります。 (たとえば Optionsディレクティブの使用は禁止されているなど。)その場合も、このエラーが表示されます。 「.htaccess」の使用が許可されていても、特定の記述が禁止されていないかどうか、お使いのサーバのヘルプなどを確認してみて下さい。

エラーも出ず、効果もないなら……

「.htaccess」ファイルは、どんなサーバでも必ず使えるわけではありません。サーバの管理者によって使用が禁止されていれば、一切使うことはできません。 レンタルサーバであればたいてい使用可能でしょうが、無料のサーバやプロバイダ提供のスペースでは使えないことが多いでしょう。 (サーバの設定で使用が禁止されている場合は、そこでの活用は諦めるしかありません。)
※レンタルサーバでも契約コースによっては使えないこともあります。無料スペースでも使えるところもあるかも知れません。詳しくは各サーバの仕様などをご参照下さい。
※「.htaccess」は、Apacheというウェブサーバの機能なので、IISなどApache以外のウェブサーバでは利用できません。

おわりに

今回は、ウェブサーバ(Apache)の設定ファイルである「.htaccess」ファイルの作成方法とアップロード方法をご紹介いたしました。 「.htaccess」ファイルを使った具体的なテクニック(実現内容とその記述方法)については、下記の関連記事などをご参照下さい。

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この記事の担当ガイド

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西村 文宏

関西大学大学院 総合情報学研究科 博士課程にて情報学を学ぶ傍ら、ホームページに関する書籍の執筆や企業…

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住まいには、人の個性がよく現れるもの。同じ空間をどのように使うかで、雰囲気も、快適さも大きく変わってくる。ここでは、「建築家と家を建てる」ガイド の川畑博哉氏が厳選した10軒を紹介し、建築家それぞれのこだわりのポイントを紹介しよう。建築のプロたちが考え出した、マネしたくなるアイデアが満載! さぁ、いますぐチェック!

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