結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

マリッジブルーに負けないために(2)(2ページ目)

マリッジブルーについて聞いた「あなたの一票!」では、意外と多くの花嫁(花婿)がブルーになっていることが判明。マリッジブルーに負けないためのちょっとした準備の工夫、ぜひ実践してみて下さい。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

  • Comment Page Icon

意見をまとめる工夫をしよう

話し合い
ブルーにならないように工夫すれば準備が俄然楽しくなるはず
30年近くも違う環境で育ったのですから、新郎新婦も価値観が違って当然なのですが、結婚式の場合は両家の親や、場合によっては兄弟姉妹の意見も入ってきます。そうなると余計にややこしくなるというわけです。

でも、「意見が合わない」のが当たり前と思ってかかれば、とりあえず気持ちが軽くなりませんか? その上で、意見をまとめる工夫をしてみましょう。

●みんなの意見を先に聞く
こちらが聞く姿勢を取ることで、相手も同じように聞いてくれようとするはず。お互いに意見を尊重しあう体制になることが大切。そして「主役はあなただから」と、相手が譲歩の姿勢になってくれることを狙うんです。ガチンコ勝負になってしまうと、この譲り合いがしにくくなってしまいます。

●相手の意見を取り入れてみる
これは、妥協してもいいことについて、という限定付き。妥協点を探るために、自分のやりたいことをリストアップして、更には優先順位を付けておくのがオススメです。

もちろん、妥協できないことはきちんと主張しましょう。ただし、感情的にならないように。こだわる理由をきちんと伝えて、もし相手が難色を示したら、どこがNGなのか、なぜNGなのかを聞きましょう。それをアレンジすることによって、OKになる可能性もあります。


効率のよい準備をしよう

現在は、多くの女性が仕事を抱えています。互いに仕事が忙しくて、準備が思うように進まない……そんな状況に陥れば、イライラして、けんかになってしまい、ブルーに拍車がかかってしまいます。効率のよい準備は、その予防のためにも有効です。

●列席者リストを活用する
会場を探す時には、招待者リストを作ると思いますが、それをしっかりと作りこんで、全てを管理するリストにします。名前、住所、席次表の肩書き、引出物の種類、食べ物の好き嫌い等、細かいことまで一元管理してしまえば、見やすいし、間違いも減るというわけ。

当日が近づくほど、準備は忙しくなって、リストを1から作成するのが大変になります。これを読んだらすぐ実行!

●時間や手間を「買う」ことを惜しまない
手作りやアイテムを探す時間がたっぷりある、またはそういうことが好きならよいのですが、嫌い、苦手である場合は、会場で手配・購入することを考えましょう。自分で動くことで予算を節約したいという気持ちも分かります。しかし、ストレスの原因になりそうなものには、無理に抱え込まないで。「購入=時間を買う」と考えましょう。

●自分のことは自分でやる
相手の招待者に関することは、直接お付き合いがない限り、よく分かりませんよね。席次表や引出物の種類の決定など、別々にできることは、わざわざ2人で作業しないように。もちろん相談しあうことは大切ですが、2人で揃って作業しなくてよくなれば、お昼休みや夜など、空いた時間を使って準備を進めることができ、効率がよくなります。


会場担当者と上手に付き合うためには? 次のページに続きます
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます