傘のマナーできていますか? 持ち方や電車やバスでの振るまい方
邪魔にならない傘の持ち方や水の切り方、電車やバス内での振る舞い……傘の扱いひとつで晴れやかに過ごせます♪傘マナーをチェック!
そこで、傘の開閉、さし方、持ち歩き方、電車やバスでの振るまい方などを再確認しましょう。雨の日を気持ちよく過ごすために、傘のマナーを身につけておきましょう。
<目次>
傘の開き方:上に向けて開くとキケン!
【NG】傘を上に向けて開く開く際に露先(骨の先端)が顔の高さにくるため、自分の顔をひっかいたり、周囲の人にひっかかったりすることがあります。ワンタッチ式は特にキケンです!
【OK】傘を斜め下に向けて開く
周囲を確認してから、傘先を斜め下に向けて開きます。
傘のさし方:肩にかけるのはNG
【NG】傘を肩にかけて歩く傘を肩にかけて歩くと、雫で服を濡らすばかりか、後ろの人の視界も悪くなってしまいます。
【OK】傘を体の中心で真っすぐ待つ
持ち手(ハンドル)の湾曲した方を体側に向けて持つようにすると、上手くさせます。また、狭い場所では並んで歩かないなど、周囲への配慮も忘れずに。
狭い道ですれ違うときは、傘をかしげる配慮を
【NG】特に何もしない傘がぶつかったり、傘の雫がかかったりすることがあり、自己中心的な人にみえます。
【OK】傘をかしげる
狭い道ですれ違う際は、傘がぶつかったり、相手に傘の雫がかかったりしないよう、相手と反対側に傘をかしげます。どちらか一方だけがするのではなく、お互いにするのが理想的! また、相手の心遣いに対し「ありがとうございます」と会釈ができるとステキです。
傘の閉じ方:上ですぼめて下で閉じる
【NG】横に向けて閉じる横に向けて閉じると、傘先が人に向くのでアブナイです!
【OK】上ですぼめてから、下で閉じる
周囲を確認し、さした状態のままで少しすぼめてから、下を向けて完全に閉じます。
傘についた水滴の落とし方:周囲にかからないように
【NG】クルクルッ、バサバサックルクルッと回したりバサバサッと開閉したりすると、水滴が飛び散り周囲の人にかかってしまいます。
【OK】まとめて振る
閉じた傘の露先(持ち手のすぐ下にある骨の先端)をまとめて握り、周囲に迷惑がかからないよう確認してから、軽く数回振ります。
傘の持ち方・持ち歩き方:傘先が当たらないように
【NG】傘の先が周囲に向いている知らず知らずのうちに、腕にかけた傘先が飛び出していたり、後ろの人に向いていたり、小さな子どもに当たることもあります。とくに階段はキケンです。
【OK】傘の先を下に向ける
傘の先を下に向け、人に向かないよう常に気をつけます。また傘が触れて周囲の人を濡らさないよう配慮しましょう。人とすれ違う際に、反対側にさっと傘を持ちかえることができたら、気配り上級者です。
傘を持って電車やバスに乗るとき:迷惑・邪魔にならない工夫を
【NG】ベルトを留めず、何も気にしない自分は良くても、周囲に迷惑がかかります。
【OK】ベルトを留め、周囲にも配慮する
濡れた傘で周囲に迷惑をかけないよう、必ずベルトで留めてから乗車します。最近人気の傘袋に収納してもステキです。空いているときは、腕にかけたり脇に立てたりしても差支えありませんが、混雑しているときは、隣りの人が濡れないよう、体の正面で立てて持ちます。折り畳み傘の場合、軽く畳んでビニール袋に入れておいても良いでしょう。
傘の扱い方ひとつで、あなたの人柄がわかるもの。ちょっとした気配りで、雨の日に爽やかな風を吹かせましょう。
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