パン屋さん取材レポート

更新日:2008年09月06日

パサージュ ア ニヴォ【武蔵境】

店のドアで微笑むユニークなキャラクター、バゲット君。とびきりのバゲット。顔のあるメロンパン。店の名は”踏切”。一体どんなお店なのでしょう。武蔵境駅前にオープンしたばかりのおいしいパン屋さんをご紹介。

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踏切という名のパン屋さん

「かつて、ここに踏切がありました。 その時のように、ここでちょっと立ちどまってくださいね」というような意味のフランス語が窓に書かれている、その名もPassage a niveau(踏切)という名のパン屋さんが、この8月にOPENしました。


JR武蔵境駅前の、店のすぐ先にある踏切周辺は今は工事中で、もうじき立体交差になれば、踏切はなくなってしまうそうですが、パン屋さんの名前にひっそりと残るのです。
店名と同じくらいユニークなのは、店のドアや壁やプライスカードやTシャツ でニコリと微笑む「バゲット君」の存在。イメージキャラクターにそんな名前をつけるくらいだから、バゲットはもちろん、店一番のおすすめです。バゲットがおいしい、ということは、他のパンも期待ができるということです。

フランス産小麦をブレンドした長時間発酵のバタールとバゲット(各260円)

おいしさの裏側

パンを焼いているのは大和(おおわ)祥子さん。ご主人の真さんは接客の担当、そしてお菓子やサンドイッチを担当しているのは後藤めぐみさんです。

大和さんがパン屋さんになったきっかけは、家の近くにあったパン屋さんのバゲットでした。「なんておいしいんだろう」と思った気持ちが、パンを作る方向にぐんぐん向いていって、パン教室に通い始め、「さらさらの粉が数時間後にはおいしいパンになるということが不思議で、はまってしまった」のだそうです。

教室で出合った後藤さんと、今はともに厨房に立つことになりました。大和さんがこうして独立するまでには、PAULをはじめ数店舗での修業の日々がありました。中でも友人を訪ねてフランスのパリ郊外に修業に訪れたときのことを、彼女は印象深く語ります。

「仕事の内容は日本と変わらずハードなのですが、スタッフがラジオに合わせて歌ったり、好きな曲がかかったときには、踊り始めるのです!気持ちに余裕があるのが素敵だなぁと思いました。ガイジンを受け入れてくれたMs.Fabrice Ducomte とMm.Ducomteに感謝しています」
なるほど、お店で感じる雰囲気の心地よさはそんな経験から生まれているのかもしれません。

左から大和真さん、後藤めぐみさん、大和祥子さん 
対面式の売り場



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清水 美穂子

ブレッドジャーナリスト、フードコーディネーターなど、新聞、雑誌、書籍にて活動中。

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