女性のためのグルメ情報/野菜がおいしいレストラン

冬の楽しみを頬張る、高原野菜の朝ごはん!(3ページ目)

イノシシやウサギの足跡を追って、野鳥の森を進めば、そこに現れるのは、4度の池で生きるおたまじゃくし。さあネイチャーツアーに出かけよう! でもその前に高原野菜のスペシャリテ! そば粉のクレープに舌鼓です!

執筆者:河野 優美

堀辰雄氏の小説「美しい村」に由来する「村民食堂」。

軽井沢ホテルブレストンコート
「村民食堂」のモダンで明るいダイニング。

「ピッキオ ネイチャーツアー」を楽しんだら、次に向かうのは、ツアー出発地「ピッキオ ビジターセンター」前にある、「村民食堂」。約2キロ、2時間15分のハイクは、朝食をしっかり食べていても、すっかりそれを消化させてしまう運動量です。

店名の由来は、軽井沢を愛した作家・堀辰雄氏の小説「美しい村」。大きな窓からは、四季折々の自然が望めるます。こちらは、「軽井沢ホテルブレストンコート」にも隣接する施設のひとつ。創作和食のカジュアルダイニングです。

3種のたれでいただくせいろ蒸し。

軽井沢ホテルブレストンコート
左上から蒸し物を時計まわりに。3種のお肉、朴葉飯、16種の野菜。

名物は、「村民定食(2,800円)」。これは、20種類以上の新鮮な素材を、三段のせいろで蒸し上げたもの。一段には国産牛・信州ハーブ鶏・とうもろこし豚、もう一段には季節の野菜16種、もう一段には朴葉飯。これらを、添えられた3種のたれ、ぽん酢、胡麻だれ、葱味噌だれでいただきます。

蒸し物は、旨みと鮮度がはっきり出るため、素材が嘘をつけない料理。固い仕上がりを避けるためには、野菜は鮮度以外に、大き過ぎないことも重要なポイント。シンプルですが、お肉に負けない迫力を感じます。

投じカゴでそばをゆでる信州野麦峠の郷土料理。

軽井沢ホテルブレストンコート軽井沢ホテルブレストンコート
軽井沢ホテルブレストンコート軽井沢ホテルブレストンコート

お奨めは、「とうじそば(一人前1,450円・二人前よりオーダー可能)」。これは、信州野麦峠で知られる郷土料理。これは、キノコ、ネギ、鶏団子などを煮込んだ鍋に、打ち立てのそばを入れて食べるもの。

その際、おもしろいのが、そばを竹で編んだ「投じカゴ(とうじかご)」に入れること。言葉は乱暴ですが、ざるそばのしゃぶしゃぶという感じ。これをそれぞれの器に入れ、鍋から少し出汁をもらい、かけて食べます。

出汁は、かつおぶし、さばぶし、うるめぶし、こんぶを煮出し、仕上げに胡麻で香り付けしたもの。お醤油の味とじっくり合わさり、はっきりした印象を残します。

量から考えて、お値段はもしかしたら少しお高めかもしれませんが、自分でゆでるシズル感、また食べる分づつゆでることで、いつまでもコシがあることは、とても良いところ。また、伝統を味わえるという点も、考慮に入れたいところです。

夜も、今まではお膳で完結してしまう定食メニューが多かったのですが、今後はこれに加え、日本酒やワインと一緒につまめる居酒屋風の逸品も加えてゆきたいとのこと。増々、楽しみの幅も広がりそうですね。

美肌の天然温泉「トンボの湯」の待ち合わせスポット。

軽井沢ホテルブレストンコート軽井沢ホテルブレストンコート
軽井沢ホテルブレストンコート軽井沢ホテルブレストンコート
右上から時計まわりに。鮭のほぐし身をごはんに混ぜ五色あられをまぶした「手毬茶漬け(鮭)580円」、トンボの湯からイメージをもらった「村民ロール」、皮の厚めの「シュークリーム」。

この「村民食堂」としきりを隔てたカフェは、入浴前後の待ち合わせにもよく使われる「カフェハングリースポット」。と言うのも、こちらの目の前が、大正4年に開湯した、美肌の天然温泉「トンボの湯」だから。

そのため、湯上りには最適なここだけで味わえる地ビール「よなよなリアルエール」や、胡麻ソフトクリームなどが人気です。

でも、スイーツへのこだわりもなかなか。クリームの中に栗が入った「村民ロール(350円)」や、濃厚なカスタードがたっぷりの「シュークリーム(280円)」は、人気の商品。トンボの焼印につられて、私もロールケーキを食べてみましたが、なんとまあ、ふんわり。最初に食べたケーキがこれだけおいしいと、他のものもまず間違いないと、確証を得た感じです。東京なら、全制覇するまで通いたいところなのですが、軽井沢ではどうにも。

一昔前によく聞いた、テニスコートやサイクリングでの出会いがなくても、冬の軽井沢は、食と自然、雪化粧の三部作で、充分楽しめる要素を持ち合わせています。

【関連記事】
「軽井沢ホテルブレストンコート」内にある「レストラン ノーワンズレシピ」のディナーは、下記の別記事にてお楽しみ下さい。

レストラン ノーワンズレシピレストラン ノーワンズレシピ
 ノーワンズレシピ~早春のひと皿を求めて~

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軽井沢ホテルブレストンコート
「村民食堂」のもうひとつのダイニング。目の前は温泉「トンボの湯」。
<店舗データ>
村民食堂
所在地:長野県軽井沢町星野
TEL:0267-44-3571
営業時間:11:00~22:00(LO)
定休日:無休
禁煙
JR新幹線あさま軽井沢駅よりシャトルバス約15分
地図:Yahoo!地図情報

軽井沢ホテルブレストンコート
蒸し物の朴葉飯を開けたところ。
【関連情報】
軽井沢ホテルブレストンコート
野鳥の森ネイチャーウォッチング
軽井沢 星野温泉トンボの湯
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