ゲームニュース講座

更新日:2010年08月12日

ゲームと現実の区別がつかない人達

ゲームを遊びすぎると、ゲームと現実の区別がつかなくなって危険だ、なんて言われることがあります。本当にゲームと現実を交錯するというのは、どういう状況なのでしょうか。ちょっと考えてみたいと思います。

本当に混同しているのは誰なのか

恋愛シミュレーションの図
本当に、現実とゲームを混同して行動してしまったら、それは大変なことになります。(イラスト 橋本モチチ
サッカーをする人が、何故サッカーゲームをするのでしょうか、現実のサッカーを楽しめばいいのに。ゲームはゲームです、違う楽しみがあるんです。格闘ゲームをする人は、ケンカがすきなのでしょうか。ゲームはゲームです、本当のケンカなんてまっぴらごめんです。

多くの場合は、ゲームはゲームとして、みんな楽しんでいます。ラブプラスのプレイヤーも、雰囲気を出してゲームの恋愛をより楽しむということはしても、ゲームの中と同じように現実の女の子を口説けばうまくいく、なんて混同はそうそうしないでしょう。しかし、ゲームと現実の区別がつかなくなる可能性というのは、ことあるごとに話題にあがります。

本当にゲームと現実の区別がつかなくなっているのであれば、それは大問題です。レースゲームを遊んでいる人が、実際に運転ができると錯覚でもしたら危険です。しかし実際には、大いなる勘違いもたびたび起きているような気がしてなりません。ゲームを遊んでいる側が現実との境目を見失っているのではなく、ゲームを遊んでいない人が現実と結びつけて考えてしまっているという勘違いが。

このことは、場合によってはゲームの表現規制や年齢制限とも関わりのある話です。そういったことが誤解によって左右されてはいけませんね。ゲーム業界は、ゲームをする人だけでなく、ゲームと人との関わりを広く社会に対して説明し、ゲームの世界と現実の世界を交錯しないよう、訴えていく必要がありそうです。

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田下 広夢

日本を代表するゲーム文化の認知と理解のためにフリーライターとして活躍中。

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