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2年半ぶりの新作はこんな出来でしたよ ゼノサーガ2はどうなった?(4ページ目)

2年半ぶりに発売された『ゼノサーガ』の続編! RPGとして究極のストーリー志向とは!? 『ゼノサーガ エピソード2』の魅力を余すことなく紹介します。

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

そのほかにもお楽しみはいっぱい!

クエスト
人々の悩みを聞いて、解決してあげるG2キャンペーン。お使いイベントが殆どですが、クリアすることでアイテムや貴重なスキルが獲得できます。
今回、前作のようなカードゲーム形式のミニゲームは無いようですが、人々の悩みを聞いて助けてあげるというクエスト形式のミニゲームがあります。短時間でクリアできるようなものも多く、クリアすることで取得できるスキルが増えたり、合体技が増えたりといった特典も多いので要チェック。早く物語の先を見たいという欲求との狭間で揺れ動くかも!


スキル習得
スキルを習得してキャラクターをカスタマイズするのも本作の楽しみの一つ。
また、前作に引き続きお金の要素が無いので、武器を買い換えたりといった必要はありません。その代わり様々なスキルを取得して成長するのが特徴的です。

取得するスキルには

取得しただけで効果が現れるスキル

取得して装備することで効果が現れるスキル

取得するとエーテル技として使用できるスキル

に大別できます。どれも重要なのですが、最初に覚えるスキルとしては回復系がお勧め。買い物ができないので回復薬が不足しないようにするためにも重要です。

また、敵の弱点ZONEを記憶するメモリーと言うスキルも必須です。これを覚えておけば一度判明した弱点を次から表示してくれます。

あらすじ
かなり込み入った話なので、あらすじの表示はとても助かります。ロード時間のストレス軽減にも。
また前作から進化した点として、ゲームを再開するときのロード画面であらすじが読めるのも嬉しい配慮です。ムービーが多いと正直、前々での話って忘れがちですからね…。

結局好きな人にはタマランわけですよ

グラフィック上の進化は目を見張るものがあります。キャラクターがほぼリアル頭身に近づいたと言うことで動きもかなりリアルですし、映画的演出はさらに洗練されています。

このタイトルを購入しようか考えている人にとって、ムービーがやたら長い点やストーリーが一本道な点はマイナスポイントにはならないことでしょう。

むしろ世界観を堪能するためには必要だとも言えます。

もともとゲーム向けにシナリオが書かれているわけではなく、出来上がったシナリオをゲームに落とし込むと言う手順で作られているので、いわば「まずシナリオありき」という他のRPGでは見られない方法論で作られています。

それをどう捉えるかでこのタイトルの評価は大きく分かれることでしょう。僕にとっては「大いにアリ」でして、かなり楽しんでおります。

願わくば次で完結すると言われている『ゼノサーガ エピソード3』が一刻も早く発売されることを…。

あ、そん時には『ゼノサーガ エピソード2』のダイジェストDVD付けてください。お願いだから。

パッケージ写真
『ゼノサーガ エピソード2』
RPG
2004年6月24日発売
7,329円
ナムコ

■関連ガイド記事:それってゲームとしてどうなのよ? ゼノサーガ

■ストーリー重視RPGといえばコレ:FF10をプレイした感想を連載で! FFプレイ日記

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