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更新日:2002年04月05日

それってゲームとしてどうなのよ? ゼノサーガ

2/28、ファンの大きな期待を背負ってナムコから発売されたスペースオペラRPG『ゼノサーガ』。一筋縄ではいかないこのタイトルを加藤健介がメッタ斬り!

ゼノサーガ レビュー

2002年2月28日、ファンの大きな期待を背負ってナムコから発売されたRPG『ゼノサーガ』。このタイトルはスクウェアから発売された『ゼノギアス』のシリーズ作で、宇宙創生にまつわる壮大な物語がウリ。RPGとしては珍しいスペースオペラタイプのストーリーになっています。

一般的には、RPGと言うとファンタジーが主流。その他の設定(現代、SFなど)はどちらかと言えば亜流と言えるでしょう。

読者の皆さんも、スペースオペラと言うと普段あまり親しみがないかもしれません。かく言う僕もあまり詳しくないので、今までスペースオペラの映画やゲームなどは敬遠していました。

が、『ゼノサーガ』をエンディングまでプレイしてみると「ガンダムを見て育った世代なら何とか楽しめるかも!」と言う感じ。『スターウォーズ』などの古典SFを楽しめた人でもある程度楽しめそうです。

レーザービームが飛び交う派手な艦隊戦、小型ロボットが活躍する戦闘など、サイエンスフィクションの魅力がふんだんに散りばめられ、映像的にも見所はたくさんあります。

ですが! このゲームを楽しむためにはいくつかの注意点があるのです。安易に手を出してしまうと「騙された!」と言うことになってしまう恐れもあります。実際僕にはいくつか納得できない点がありました(それってゲームとしてどうなのよ?参照)。

今回はこれらの注意点をふまえながら『ゼノサーガ』の楽しみかたを検証してみましょう。



プレイ感は「まぁまぁ楽しめる」。だが油断するな!

ゲームをスタートさせると、早速綺麗な画像に目を奪われます。宇宙船などは3DCGがよく合うようです。キャラクターの表情がわかりづらく、若干マネキンっぽいのが気になりますが及第点ではないでしょうか。

しかしここでポイントが一つ。主人公がメガネをかけた美少女という点です。アニメ絵が嫌いな人はここで拒絶反応がおきるかもしれません。僕はちょっと引きました。

そして、ゲームがスタートしてもなかなか自分を操作することができません。ここでもポイントがひとつ。基本的にストーリー志向のゲームなので、イベントがやたら長く作られています。

去年発売された『ファイナルファンタジー10』もストーリー志向でしたが(ここでレビュー記事が見れます)、『ゼノサーガ』はよりストーリー志向が強まっています。ひどいときは30分くらい何もさせてもらえませんでした。

以上の点で、「ストーリー重視でアニメっぽいつくりのものがダメ」という人は避けたほうが無難でしょう。逆に「RPGはシナリオが決め手」「アニメに抵抗がない」といった人にはおすすめできます。

ゲームはキャラクターの会話などにより物語が語られるイベントシーン、キャラクターを操作して移動などを行うクエストシーン、そして戦闘シーンに分かれます。感覚としては「イベントシーンの合間にクエストシーンがある」といった印象。あくまでストーリーを語るのが主軸で、ゲームは2の次という感じがします。

しかし、戦闘や成長のシステムはよく作られていると思います。戦闘自体は前作『ゼノギアス』を髣髴とさせる作りですが、今回は「ブースト」という独特のシステムがあり、これが非常に特徴的なのです。


ゼノサーガはSFマニア専用RPGなのか?(このページ)
練られた戦闘と成長、しかし終盤はやや単調に
それってゲームとしてどうなのよ?
そうならそうと最初に言って欲しかった

(c) 2001 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED

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加藤 健介

ファミコンからプレイステーションまでゲームの歴史を見つめ、味わってきた男。

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