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初代にはあったPS2互換
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| 実際我が家のPS3は、PS1のソフトが一番動いている。 |
しかしその後発売された普及モデル(40GBモデル、80GBモデル)にはPS2との互換機能は搭載されず、PSのみの互換が保たれていた。
もしPS2との互換機能が「あった方がいい」か「ない方がいい」かを問われれば、ほとんどのユーザーは「あった方がいい」と答えるだろう。
PS2というハードは、PSが現役ハードだった中、PSとの後方互換機能を売りにして登場した。当時は新型ハードと旧型ハードは別物として発売されるのが普通で、ファミコン、スーパーファミコン、ニンテンドー64の間に互換性はなかったし、PCエンジンもセガサターンも同様だった(過去にセガハードで後方互換を実現したものはあったが、普及していない)。
PS2が「勝ちハード」になった一因ともいえる後方互換だが、2007年11月11日にPS3の40GBモデルが発売される折、その互換機能はばっさりと排除され、その後初代モデルは発売終了となり、互換機能のあるPS3は事実上市場から姿を消した。
EE/GSは省かれる運命にあった
そもそもSCEは、PS2との互換をPS3の基本性能だけで実現しようとしていた。PS3に搭載されているCPU、GPUのみでPS2のソフトを動作させるには、PS3自体がPS2のフリをすればよい。これはPS3上で動く『PS2エミュレータ』の開発によって可能になる。しかしおそらく、『PS2エミュレータ』の開発は困難を極めたのだろう。
PS3のローンチに間に合う目処が立たず、SCEは「PS3の中にPS2のハードウェアを入れてしまう」という方法でこれを解決した。つまり、PS2のCPU(エモーションエンジン=EE)とGPU(グラフィックシンセサイザー=GS)を入れてしまったのだ。
この方法でも100%の互換性は維持できず、PS2アーキテクチャの複雑さを印象付けた(サードパーティーにハードウェアの詳細を公開したツケとも言われる)。
初代発売当時から将来的にEE/GSは省くと公言されており、事実、40GBモデルでは非搭載となった。ここでも『PS2エミュレータ』は登場せず、SCEは「PS2互換は無しで行く」と宣言したのである。
なぜEE/GSは省かれたのだろうか?
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