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更新日:2005年06月09日

テニスの基礎知識(2) グリップの握りで変わること

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あなたはラケットのグリップをどう握っていますか?何気なく握っているかもしれないグリップも握り方次第でプレースタイルも変わってきます。意外に大事なテニスの基礎知識、グリップの「いろは」を説明します。

文章:伊藤 一幸(All About「テニス」旧ガイド)

テニスの技術解説書などで、必ず「グリップ」という項目を目にするはずです。この「グリップ」とは、要するにどのようにラケットを握るか、ということ。

ただ、幼い頃からテニスを始めた人の中には、「自分がどんなグリップで握っているのかよく分からない」と言う人もいます。それは「自分に合ったグリップ」というものが、自然に身についてしまったと言えるでしょう。

しかし、成人になってからテニスを始めた場合は、それぞれのグリップの特徴を知った上で自分に合ったグリップを選択することをお薦めします。なぜなら、グリップの握り方にも一長一短があり、握り方に適したショットがあるからです。

そこで今回は、グリップの種類と特徴、ならびに太さ選びの基準についてまとめてみました。幼少の頃からテニスをしている方には振り返りの機会として、成人してテニスを始めた方、もしくは始めようとしている方は必読です!

グリップの種類

グリップには大きく分けて、「イースタン・グリップ」「コンチネンタル・グリップ」「ウエスタン・グリップ」「セミウエスタン・グリップ」の4種類があります。以下、それぞれのグリップの特徴ならびに握りについて説明します。

イースタン・グリップ
<適したショット>
フォアハンド、バックハンド


<握り方>
イースタングリップ
左手でラケットを持ち、右手を広げてラケット面と平行になるように手の平をストリングに付けます。そのままグリップエンドまで右手をスライドさせ、グリップを握ります。この状態のグリップをイースタングリップを呼びます。

<長所>
ラケット面と手の平が平行になるのでボールを捉える感覚が分りやすい。テニスを始めた人には扱いやすいグリップ。

<短所>
回転がかけにくいため、トップスピンなど回転系のボールが打ちにくい。かつ、高い打点のボールは力が入りにくい。

コンチネンタル・グリップ
<適したショット>
バックハンド(ダブルハンド)、サーブ、ボレー

<握り方>
コンチネンタルグリップ
ラケットを地面に垂直にして、包丁を握るようにグリップを握ります。イースタングリップでグリップを握り、ラケットを動かさず、そのまま握りを少し左に回し、親指と人差し指に付け根がきて、V字になるところを上記図の1と8の中間にもってくる。

<長所>
サーブ&ボレーヤーに向いており、ワングリップでフォアとバック(ダブルハンド)が打てる。そして、フォアハンドでスライスが打ちやすい。

<短所>
打点が体のほぼ真横になるので力が入りづらく、ストローカーには向いていない。かつ、シングルで打つバックハンドには、少しグリップが薄い。

ウエスタン・グリップ
<適したショット>
フォアハンド

<握り方>
ウエスタングリップ
ラケット面を上向きにして地面に置き、そのままグリップを真上から握ります。

<長所>
トップスピンがかけやすい。かつ、高い打点でボールを叩きやすい。

<短所>
打点が体の前になるため、リーチが狭くなる。

セミウエスタン・グリップ
<適したショット>
バックハンド(シングルハンド)、フォアハンド
 
<握り方>
イースタングリップで握り、フォアハンドの場合はV字(親指と人差し指の付け根)が図の「2」の位置にセットする。バックハンド(シングルハンド)の場合はV字を図の「8」の位置にセットする。

<長所>
ウエスタン同様、スピンがかけやすく、比較的厚いあたりのストロークが打ちやすい。

>>次ページでは「グリップの太さ」を紹介します>>

(執筆者:伊藤 一幸)

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