ラージボールの特徴と試打の感想(2ページ目)

ラージボールの効果はプロのゲームだけではありません。
スピードが落ち、構えるの余裕ができ、見やすいため、一般のプレーヤーでも
ラリーが長く続き、ミスも減り、テニスが楽しめるようになります。シニアプレイヤー・ジュニアプレイヤー・初心者・初級者には最適です。

実際にラリー、ボレーなどの試打をしてみましたが、最初の感想は『重い』でした。サイズが大きくなっても重さは軽くなったのに『重く』感じるのは当たる面積が大きくなり、『抵抗感がある＝重い』 と意識してしまうのでしょう。しかし、ボールは見やすいので、２時間もすれば違和感なくプレイできました。

コーチ、プレイヤー、スクール生、たまにしかやらない人などにも試打してもらいましたが、皆一様に『重い、打ちづらい』と、評判は今一歩でした。
プレイ頻度が多い人ほど違和感、不快感を感じていましたので慣れてくれば見やすい、ラリーが続くなどのメリットを感じてくるでしょう。

ラージボールで評判の良かった点はサービスのトスが上げやすいという事でした。ボールが大きいため手の平全体でトスを上げるようになる為、安定するのでしょう。

慣れてくればメリットの方が多いラージボールですが
テニス専門ショップなどでないと入手が困難である。
プレイ頻度が多い人は違和感、不快感を感じている。
ＪＴＡ（日本テニス協会）では公認されていない。
※ウイルソンのラージボールは I.T.F./U.S.T.A（全米テニス協会）では公認
などのために日本での普及は今ひとつです。

まだ使ったことのない人もショップ等で見つけたら試して見て下さい。そして、手に汗握るラリーの応酬や華麗なパッシングショットが魅力のテニスが蘇るように普及に一役買いましょう。

【関連リンク】
ウィルソンのラリーボールのページ