漫画『深夜食堂』がドラマ化(2ページ目)

1巻～4巻から選ぶ！食べてみたいメニュー4品

＜DATA＞タイトル：『深夜食堂　4』出版社：小学館著者：安倍夜郎価格：780円（税込）

・1巻「きのうのカレー」…冷蔵庫に入れておいてちょっと固くなったカレーを、温かいご飯にかけて、とろかしながら食べる。まかないだったのだけれど、店主が食べているのを見た客が次々と注文。人気メニューに。ある恋のきっかけも作ります。オチが落語みたいです。

・2巻「ソース焼きそば」…夜風と一緒に入ってくる憂いを含んだ女。彼女が必ず注文するのは、ソース焼きそばに目玉焼きを乗っけたもの。好きな食べ物と大切な思い出がセットになっているということ、ありませんか？　彼女にとっての焼きそばも、そういう存在なんです。普通のソース焼きそばだけど、最後にトッピングするあるものに、かなりそそられます。

・3巻「バターライス」…なんと「めしや」に料理評論家がやってきます。席に座った途端、ウンチクをたれる評論家に、常連たちもうんざり。ところが、流しのギター弾きが注文したバターライスを見て――。この上なくシンプルな食べ方ですが、本当においしそうなバターライス。家でも試してみたくなります。

・4巻「やっこ」…「めしや」の常連になった、耳が聴こえないイケメンホスト。彼の好物は、冷ややっこです。穏やかな性格で、若いのに豆腐の味がわかる。そんな彼がひょんなことから人気者になってしまい、やがて荒んでいく。はらはらしながらラストのページまでたどりついたとき、良い豆腐屋さんを探してみたくなるでしょう。

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