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更新日:2009年01月08日

お得な「二之席」を見逃すな!

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成人式が終わる頃には世間はすっかりお正月気分が抜けてますが、寄席の正月興行はこれからが本番。実は一年で一番面白くお得な興行が二之席(にのせき)なんですよ。

通は二之席を楽しむ

親子の初詣の様子を描いた「初天神」もよく演じられます。凧のくだりまで見れれば、その日は当たりです。
お正月らしい初席の次の10日間(1月11~20日)は二之席となります。通常の昼、夜の2部構成に戻るのですが、実はこの二之席(にのせき)こそが一年の最初を飾るに相応しい豪華なプログラムなのです。各寄席の出演者と特に主任(トリ)の面子をご覧にいただければお分かりになると思います。

上野鈴本演芸場
昼の部:鈴々舎馬風(現・落語協会会長の落語を味会う)
夜の部:三遊亭金馬(元祖・人気タレント落語家)

浅草演芸ホール
昼の部:桂歌丸(笑点の司会でおなじみ)
夜の部:桂米丸(新作落語の天上人)

新宿末広亭
昼の部:三遊亭円歌(中沢家の人々はいつ聴いても爆笑です)
夜の部:柳家小三治(絶対に聞き逃してはいけない噺家)

池袋演芸場
昼の部:柳家小三治(名人・小三治を100人のキャパで聞ける贅沢)
夜の部:橘家円蔵(志ん朝、談志、円楽と並ぶかつての四天王の一人)

これほど豪華なメンツが各寄席で一同に主任(トリ)を取る月は二之席だけです。また、主任だけではなく、他の出演者も選りすぐりの人気噺家達(通常月でトリをとる)ばかりが出演します。

今年ねらい目は「池袋演芸場の昼席」

この人気噺家が全員揃う日に出会えれば、あなたは相当ついてます。代演は覚悟しておきましょう。
特に「池袋演芸場の昼席」の顔付け(出演者)が凄い! トリが小三治で、扇橋、花緑、小さん、文楽、喬太郎、志ん輔、さん喬と、トリが8人いるような超豪華な噺家陣。

それに色物としてロケット団と順子・ひろしが加わります。会社や学校をサボってでも毎日通いたくなる奇跡の面子です。

「寄席は3割」なんて言葉がありますが、この二之席の期間ならどの日の、どの時間の、どの寄席に行っても十分満足できます(軽く6~7割超えます)。

二之席は豪華な面子で、各噺家の持ち時間も長く、なおかつ初席ほど、混んでないという、凄い穴場興行なんですよ。本当は、あまり知られたくないのですよね...初席みたいに混んじゃうと困るので(笑)。

(執筆者:清水 篤司)

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