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更新日:2008年04月25日

色物さんって何?

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寄席で落語の合間に、落語や講談以外の芸を披露するのが色物(主に漫才、手品、太神楽や曲芸など)。今回は寄席で重要な役割を果たす色物さんについて紹介します。

文章:清水 篤司(All About「落語」旧ガイド)

色物って何?

いろものさん (単行本)
いろものさん (単行本) 高田 文夫 (編集), 橘 蓮二 (写真)  東京の寄席で活躍する色物芸人達の芸の瞬間を切り取った迫力満点の写真集
色物とは寄席でいう落語や講談以外の芸のことをさします。主に漫才、漫談、手品、大神楽や曲芸などです。つまり、寄席で落語と講談以外の芸はすべて色物なのと思っていただければ、良いでしょう。

昔は、講談専門の寄席も数多くあったようで、一時期は落語寄席の件数を凌いでいました。今じゃちょっと考えられませんが、講談は落語と人気を二分するほどの日本の代表的な人気芸能だったようです。

落語7の色物3

現在、講談専門の寄席はないので、寄席は落語を中心にプログラムが組まれいます。構成からいえば落語が7だとすると色物は3という割合です。落語数本(3~4)の合間に色物が1本入ります。

なぜ?色物と呼ばれるのか

出演する芸人名が木札に書かれ、寄席の表、入り口付近や場内に掲げられているのが番組表
それは、寄席においでになったときに、出演芸人の番組表をご覧になったことがあればお気づきになると思いますが、落語家や講談師の名前はみな黒文字で書かれてます。しかし、芸種を赤文字で書かれている出演者がいます。この人達が色物さんなのです。

つまり、黒字でなく色文字で書かれている出演者なので、色物と呼ばれるようになったようです。これは、もともと寄席業界の符丁(業界用語)です。現在では一般化され、お笑い芸人達を総称して「いろもの」と呼んでいますね。

でも厳密に言えば、落語家や講談師は本来、いろもの(色物)ではないのです。林家正蔵(こぶ平)や林家いっ平だって、テレビタレントでもあるけど、色物じゃありません。

【関連リンク】
・ガイドインデックス寄席に行こう各寄席の公式ホームページ情報


次ページでは寄席での色物芸人の重要な役割を紹介します。

(執筆者:清水 篤司)

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