テクノポップ/アーティストインタヴュー

チカチカ~トランジスタベイビー(3ページ目)

宮崎産名古屋発テクノポップユニット、チカチカ2回目の登場です。マーティ・フリードマンの推薦で出演となったNHKの音楽番組、3作目となる『トランジスタベイビー』等についてお聞きしました!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

グッバイ ムードガール


ガイド:
「グッバイ ムードガール」は、山崎さんのキュートな歌声に交じってロボ声全開ですね。テクノポップから始まり、エレクトロもロボ声全盛ですが、ロボ声研究とかはされているのでしょうか?

竹清:
中島竹清さん
実はあんましてないです(笑)。研究不足(汗笑)。

「グッバイ ムードガール」のロボ声も、締め切り二日前くらいまで僕の地声だったんです。でも、なんか馴染みが悪いので山崎さんのコーラスを左右にふって、試しに真ん中にボコーダーボイス(ロボ声)を置いたら、しっくりきたんで「これでいっかー」って。いきあたりばったりのロボ声でした。あ、でもロボ声と決まったら、設定とか色んなエフェクターをかけて加工しまくってます。そこらへんは、こだわってる(研究)してるのかな。「デジタルの声」はロボットとのデュエットソングってイメージだったので最初からボコーダーでした。ロボ声大好きなんでもっと研究しなきゃですね…最近パソコン内で全部完結してるのでマイクをつないで喋るのすらメンドくなってます・・・僕が喋らなくても歌ってくれる音声合成ソフトが欲しいです。初音ミクとかじゃなくて渋くて無骨なドイツ的な。巻き舌でまくしたてたいです。

恋のパラシュート


ガイド:
2曲目の「恋のパラシュート」はフリーダウンロードもされていましたが(残念ながら、期間を終了しています)、この曲ちょっとエレクトロっぽい太いアレンジでありながら、テクノ歌謡というチカチカならではのハイブリッド感がありますね~僕的にはアルバムの中で一番好きな曲です。

竹清:
ありがとうございます!「恋のパラシュート」と「グッバイ ムードガール」が最近作った曲だったんでとても嬉しいです◎。今までアナログシンセ等のハード機材だったのが、このアルバムからパソコンのソフト音源に移行したんです。その影響で、チップチューンな音作りや、エッジのきいたソフトならではの音に凝った結果なのかもしれないです。

八千代:
「恋のパラシュート」は、チカチカの1stのリメイク版なのですが、PerfumeのpinoのCM曲の歌詞で「パラシュートの使えない・・・」ってあってビックリしました(笑)! 
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