The king of SUVか？ランドクルーザー(3ページ目)

たくましいインテリア

インテリアは、まず幅広く高くそそり立つ立派なセンターコンソールが目に入る。ナビを見やすい一番上に置き、両側にエアアウトレットを面取りをし縦に立体的に配置する。ナビの下には、エアコンやオーディオの操作系を手前に近づけて大きく配置し操作性にも配慮する。大きなインテリアを持つのに、セダン同様の小さなスイッチを配置し、デザインのバランスが取れず、操作もしにくいSUVがある中、ランドクルザーのインテリアは好ましく思える。エクステリア同様、立体的でたくましい。


ドアノブやドアハンドルも、同様に通常のセダンなどよりずっと大きく頼もしく、ランドクルザーの性格を物語る。


シートは前から2+3+3の8人乗り。2ndシートは4:2:4にシートバックを倒せ、6:4に畳むこともできる。3rdシートも3人分のヘッドレストと3点式シートベルトを備えるのは好印象。こちらは1:1に左右にスペースアップができる。日本車らしくきめ細かく、乗車人数と荷物量に対応している。


居住性は大きなサイズを活かし、十分といえるもの。1st、2ndシートは上下左右前後とも余裕があり快適だ。3rdシートは床が高くシートが低いため、膝が上がる姿勢だが、膝前は余裕がある。