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バッテリー寿命の見極め方 その1

気温が低くなってくると、バッテリーの性能が低下してくるため、これからの季節バッテリーのトラブルが増えてきます。そこで今回は、バッテリー上がりを防ぐために、バッテリーの寿命を見極める方法を紹介します。

執筆者:宮島 小次郎

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正常なバッテリー電圧は12.5~13V未満

デジタルテスター
テスターを使ってバッテリー+/-端子間の電圧を測る方法は、テスターをDCVモードにし、各測定子をバッテリーの端子に当てるだけと至って簡単です
バッテリーの電圧が確認できたところで、一体正常なバッテリー電圧とはどれくらいのものでしょうか。通常、新品のバッテリーは12.5V~13V未満の電圧を表示します。これが正常なバッテリー電圧となります。

ですが、使用を続けているとバッテリーは劣化し、オルタネーターが正常に機能していたとしても、適正な電圧を維持することができなくなってきます。12Vを切るような状態では、かなり劣化は進んでおり、11V台前半にまで電圧が落ちてきているようであれば、条件によってはエンジンの始動が困難になります。つまり、バッテリーの寿命です。

このようにバッテリーの電圧を計測すれば、バッテリーの状態をかなり正確に把握することができます。また、エンジン始動後の電圧も合わせて計測すれば、オルタネーターの発電状況も確認することができます。ちなみに正常なバッテリー・オルタネーターの組み合わせでは、エンジン始動後の電圧は13.5~14Vくらいになります(電装品を使用している場合は、その分低く表示されますから、すべての電装品をOFFにして確認してください)。

エンジン始動後の電圧が13Vを切っているようであれば、バッテリーかオルタネーターが劣化していることが考えられます。ただ、オルタネーターのトラブルの場合は、発電量が減るというよりも、全く発電しなくなることの方が多いので、それ以前に気付くかと思いますが……。エンジン始動後の電圧が低い場合も、バッテリーの劣化によって十分な電圧を保持できなくなってきている可能性が高いといえます。

いずれにしても、バッテリーの劣化が確認できるようであれば、早めにバッテリーを交換することが、唯一のバッテリー上がりを防ぐ方法です。劣化したバッテリーは、いくら充電しても本来の性能に戻ることはないからです。

次回はテスターがない場合のバッテリー寿命の判断法などについて取り上げます。


更新日:2007年12月12日

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