TOYOTA(トヨタ)/トヨタの車種情報・試乗レビュー

タイでは有名な「トヨタの裏番長」!?(3ページ目)

トヨタは世界中でさまざまなモデルを販売している。それだけに世界的には売れているが、日本では馴染みがない、といったモデルもある。今回紹介するIMVもそのひとつ。新興国の「裏番長」的モデルなのだ。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

もしもタイに住んでいたら……

フォーチュナーの走り
コンディションのいい街中の路面では、高級車にふさわしい上質な乗り心地を提供

タイでも優れた品質と、信頼性、乗り心地が高く評価されており、兄弟車の「ヴィーゴ」(ピックアップトラック)など、それまで圧倒的なシェアを誇っていたいすゞの「Dマックス」という競合車を完全に喰ってしまったほど。

内装
内装はシンプル。乗り味はゴージャス
確かにDマックスも試乗してみたが、全ての点でヴィーゴに届いていない。なかでもIMVの強味は耐久性。新興国に共通することながら、地方に行くと普通の舗装路でもグラベルみたいなもの。ガタガタの道だって全く苦にしないのである。

エンジン
搭載ユニットはエリアによって異なる
それでいて路面コンディションの良い街中なら、1200万円の高額車にふさわしい静粛性や良好な乗り心地、十分な動力性能を実現しているからタイしたもの。もしタイに住んでいたら、フォーチュナーを買うかもしれないなとさえ思う。

IMVを見ると、トヨタが世界的に好調な理由も解ります。何しろ新興国向けのモデルをキッチリ作っているのはトヨタだけなのだ。他のメーカーを見ると、真剣さを感じない。ちなみに日産もやっと新興国向けのクルマを発売するそうな。試乗レポートを近々お届けします。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます