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センチュリーが21年ぶりにフルモデルチェンジ

センチュリーが21年ぶりにフルモデルチェンジしました。伝統と匠の技を継承し、最高技術を投入しました。居住性やデザインもすばらしく、品格ある一台になっています。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

リアシートが快適!フルモデルチェンジしたセンチュリー

フルモデルチェンジしたセンチュリー

フルモデルチェンジしたセンチュリー

フルモデルチェンジしたセンチュリー

伝統の技と品格を備えた、新型センチュリー


センチュリーがフルモデルチェンジした。今までのセンチュリー、デザインも雰囲気も特殊なクルマということでユーザー層は限られていた。加えていろんな意味で古かったため、国産車の最高級車といえばレクサスLS600hという状況。だからこそ首相専用車もLS600hを使っていたんだと思う。

しかしLSはフルモデルチェンジで大きく方向転換してしまう。メイン市場のアメリカだとLSは「後席に座るクルマ」でなく、オーナーがハンドル握るクルマ。広いリアシートなど不要と判断し、クーペのような流麗なデザインを優先したのだった。結果、大柄な人だとリアシートが狭く感じることに。

レクサスLS

新型LSのリアシート

身長183cmの私がリアシートに座ったら側頭部が屋根と接触してしまうほど。足元スペースだって広くない。横幅の大きい体格の人も「座れないですね~」。ちなみに従来型のLSは広いリアシートを確保していた。新型に座ると皆さん「狭いね」。首相専用車など新型LSだと無理かと思う。

そもそも窓ガラスが寝ているためガラスの絶対的なサイズ大きく、防弾仕様も作りにくい。LSの開発責任者に「防弾ガラス仕様は考えましたか?」と聞いてみたら、全く考慮していないとのこと。ベンツSクラスやアウディA8の場合、最初から防弾仕様車を考えたクルマ作りをしているのに。

といったことを総合して考えたら、新型センチュリーは全て余裕を持って合格出来る。何と言ってもリアシートの居住性が素晴らしい! リアシートを優先して作ったクルマだから当然か。レッグスペースもヘッドスペースも余裕満点! 写真の通り雰囲気や「おもてなし度」を含めモンク無し!
新型センチュリーのリアシート

新型センチュリーのリアシート

新型センチュリー

リアシートから前方を見た様子


伝統と品格、そして新しさも感じさせるデザイン

TOYOTAセンチュリー

従来型のセンチュリー

デザインも大幅に魅力的である。従来型は良く言えば「トラッド」だったけれど、少しばかりイケてなかった。新型を見ると天皇陛下の御料車と似たイメージを持っており、積極的にカッコ良い。参考までに書いておくと、御料車を新型センチュリーと並べたら2回りくらい大きく全く別のクルマである。
TOYOTAセンチュリー

御料車


クルマのハードは先代レクサスLS600hの改良型だと思えば間違いない。381馬力を発生する5000ccV8エンジンを使うハイブリッド車で、システム出力431馬力! 先代の280馬力から格段にパワーアップしている。

価格は1960万円と値上げしたが、LS500hの最上級グレードは1595万円する。上級の皮シートなどオプションを付ければ1700万円くらいになってしまう。庶民で言えば170万円のクルマと、一回り大きくて立派な196万円のクルマのような感覚。それほど気にならないと思う。
フルモデルチェンジしたセンチュリー

1台1台鏡面仕上げを施す

センチュリーの象徴、フロントセンターの「鳳凰」エンブレム

センチュリーの象徴、フロントセンターの「鳳凰」エンブレム


むしろ問題は納期かもしれない。50台という月産目標販売台数(年間でも600台)、目標じゃなく生産可能台数だという。内装の仕上げを含めほとんど手作りのため、1日に2台程度しか作れないとのこと。もし試乗したいなら台場のメガWEBでどうぞ。近々試乗車として入ってくるという。

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