ハロウィンの基礎知識

ハロウィンはもうすっかり日本のイベントです。デパート商戦的な部分もおおいにありますが、子供たちと一緒に楽しめばいいでしょう。

ハロウィンはもうすっかり日本のイベントです。デパート商戦的な部分もおおいにありますが、子供たちと一緒に楽しめばいいでしょう。

もうほとんど日本に定着したと言ってもいいほどハロウィンは有名になりました。日本で子供の英語教育が盛んになってくるにつれ、ハロウィンも一緒に有名になってきたのでしょう。子供の英語では文化を取り入れることはもはや当然。そのメインになる文化がハロウィンです。子供たちは、ハロウィンという外国の文化を通して英語を学び伸びていってくれます。

でも意外にハロウィンについて詳しく知らない人も多いのでは? 私自身、ハロウィンのことはよく理解しないまま児童英語の先生になりました。その後、実際に米国で体験したり、ハロウィンの歴史、宗教との関わり、リンゴやカボチャの意味など調べていくうちに理解できるようになった気がします。では、素朴な疑問点について簡単に説明しましょう。

■ハロウィンはいつ?
正確には10月31日~11月2日です。31日はハロウィンイブと考えるとわかり易いです。11月1日がキリスト教の万聖節になり、それを祝う前夜祭から2日までをハロウィンと呼んでいます。例えるならクリスマスイブ、12月24日です。本当のクリスマスは次の25日ですね。クリスマスは12月始めから1ヶ月続きます。

■ハロウィンとは?
一言でいえば、日本でいうお盆。お盆は地獄の釜の蓋が開いて死者の魂がこの世に戻ってくる日です。基本的にこれと同じ。ハロウィンは秋に行われるキリスト教の行事です。詳しくは「ハロウィンの起源、仮装する理由」って何?もお読み下さい。

■どうして仮装するの?
日本のお盆は迎え火をして死者の魂に帰ってくるところを教えてあげますが、ハロウィンの場合は、死者の魂だけでなく魔物もこの世にやってきます。この時、魔物に魂をとられたくないために、人間が魔物の格好をして防ぐのです。

■カボチャのお化けは何?
このお化けには名前が付いています。Jack-O'-Lantern(ジャックオゥランタン)といいます。「ジャックの灯り」が日本語訳でしょう。ジャックという老人の霊がこの灯りを持って、この世とあの世をウロウロしています。この世には肉体がなく、あの世にも行けない悲しい霊ですね。詳しくは物語風に仕立てたので読んでみてください。詳しくは「なぜカボチャのお化けなの?」をお読み下さい。

■リンゴで遊ぶのはどうして?
ハロウィンには水に浮かべたリンゴを口だけでくわえて遊ぶApple Bobbingという遊びが必ずといっていいほど行われます。ハロウィンを祝う文化が始まった当時、この時期に収穫できる果物はリンゴぐらいだったそうです。身近にある果物を使って遊びが行われたことが始まりです。

■オレンジのカボチャは食べられる?
食べようと思えば食べられますが、全然おいしくない。ご存知のように中は空洞になるくらい種が多いです。ほとんどが家畜用の餌として使われています。日本のカボチャのようなホクホク感など全く無し。どなたか料理した方はいますか? 意外に柔らかいので、子供でもナイフで簡単に目、鼻、口を切り抜くことができます。

■巨大なカボチャはいくら?
ちなみに米国ではタダ同然か、数ドルでした。日本で買う時は1個3,000円~5,000円です。私の感想としては・・高すぎ! 巨大な絵だけ満足しよっ!という感じです。

■ハロウィンパレードって何?
子供たちが仮装してグループを組み、近所の家々をまわることです。たいていの家は子供たちが来ることを見込んでキャンディやチョコレート菓子などを用意しています。

■子供たちが言う「Trick or Treat?」って何?
近所の家々をまわる時、子供たちは家のドアをノックして、「Trick or Treat~~?」と言っています。これはお化けにお菓子をくれないと何か悪いいたずらをしちゃうぞ、という意味です。言われた家の人はいたずらされたくなくないので、「Treat」(お菓子をあげるよ)と言いながらお菓子をあげます。

■ハロウィン・キャンディ
ハロウィンに子供たちがよく食べているのはハロウィン・キャンディです。一般的な形は三角すいになっている「キャンディコーン」と呼ばれているキャンディで、色はオレンジ、白、黄色の三色が一つになっています。写真をご覧頂くとわかりやすいです。ハロウィン・キャンディの写真はこちらでご覧いただけます。

■ハロウィンの食事
特にこれが必要というレシピはありませんが、強いて言えば「リンゴ」を使うとハロウィンらしさが出ます。リンゴを丸ごとリンゴあめにしたり、アップルパイの上にハロウィン・キャンディをのせてみては? ハロウィン用に特別に不気味な食事を用意してパーティを盛り上げる趣向もあります。参考レシピをご紹介します。

(参考)
不気味なハロウィンレシピ集(英語)

ハロウィンの手作りお菓子(日本語)
All About 親子で作るかぼちゃのハロウィンクッキー
All About カボチャを使ったハロウィンメニュー
Hershey'sのチョコレートを使うハロウィンレシピ

 

■ハロウィンの衣装
ハロウィン用衣装キットが売り出されていますね。もし購入するのなら、トイザらスやベビーザらスで購入すると安価だと思います。子供用の衣装キットが揃っています。スパイダーマンは着せるのも簡単。 子供の衣装に悩んだら…ハロウィンおすすめ仮装グッズもおススメ!

欧米の学校のイベントとして定着

近年欧米でも、子供たちのお祭りとして楽しまれています。学校では、ハロウィンを祝って、カボチャでJack-o'-lanternを作ったり、白い紙でガイコツを工作して教室の天井から吊り下げています。アートの授業の一環です。 学校では、ハロウィン・ディとして、朝から夕方まで丸一日、お化けの格好をして普通に授業をしています。授業内容はほとんどハロウィン関係になります。教師たちも仮装をして学校に来ます。ピーナッツマンになった先生、パジャマ姿の先生、黒猫の先生などいろいろで楽しい一日です。