ワクワクする心を育てるために
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| 日本の風土に合った方法で |
勉強熱心なお母さんの中には「情操教育にもモンテッソーリ教育やシュタイナー教育などがありますが、そちらを実践すればいいのでしょうか」とおっしゃる方もいます。確かに、幼児期の情操教育として、モンテッソーリやシュタイナーは素晴らしい考え方ですが、もともとは、ヨーロッパの貴族階級の幼児教育。良い面を取り入れて実践するのはいいと思いますが、日本には日本の風土に合った方法がありますよね。
簡単なことでいいんです。公園や林にどんぐりを拾いにいったり、一緒におやつを作ったり、フェルトや紙でおもちゃを工作したり。お正月になったら昔ながらのこま回しや凧揚げ、羽根突きなども楽しめますよね。もっと生活の中から取り入れられる遊びはたくさんあるはずです。
高額な教材や完成されたおもちゃより、何も無いところからでも自分でワクワクと生きていける力を与えてあげること。小さい頃からギアを「ハイ」にするより、「ロウ」のギアで、ゆっくりで重いけど、確実に進めるような遊びの環境がステキなのではと思います。
私の子どもが通っていた渋谷区の保育園では、家庭菜園のための堆肥を「ぼかし作り」といって子どもたちみんなで作ったり、年長になるとぞうきん縫いなどもやっていました。また、渋谷区のある小学校では、テレビやゲームをしない日「ノーメディアデー」を作って実践しており、とても有意義な取り組みだと思います。ゲームやテレビが一方的に悪いわけではありませんが、情報ばかりを強い刺激として与えられ続けていると、子どもはどうしても受身になってしまいます。
「なにかしてあげたい」のであれば、あえて何もせず、もっとゆっくり子どもとワクワクを育てていけることに目線を向けてみてはいかがでしょうか。