生命保険/生命保険会社の選び方

節約するなら生命保険をやめて共済なのか(3ページ目)

景気が良いときでも悪いときでも、我が家の家計は健全でありたいものです。無駄な支出を控えるために生命保険の見直しをすることも大事ですが、たとえば生命保険をやめて共済に加入することは節約になるのでしょうか? もしもの時のための保障と節約について考えてみました。

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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節約よりも大切なものがある

一番大切なのは…

一番大切なのは……

家計が厳しい時は、節約によって支出を減らすことも大事で、保険料も節約に貢献できる可能性は十分にあります。しかし、節約を重視するあまり、肝心の安心を二の次にしてしまっては危険です。

保険は他の金融商品とは異なり、将来の自分や家族を守る大切な役割があります。何も起きなければ保険料を支払うだけかもしれませんが、もしもの時には、自分や家族を経済的にかなり助けてくれるはずです。周りに大病を患ったり事故で大ケガをしたりした経験のある人がいるなら、命の大切さや保障のありがたさをぜひ聞いてみて下さい。

もし生命保険の保険料支払いが負担と感じているようでしたら、家計管理に詳しいファイナンシャルプランナーに会って、収入と支出のバランスや無駄な支出がないかをアドバイスしてもらったり、将来の安心に悪影響を及ぼさない範囲で保障の見直し方を考えてもらったりするとよいでしょう。

生命保険や共済は、株式投資などと違って奇跡も大逆転もありませんが、家族の安心のための大切なお守りです。節約するなら生命保険をやめて共済なのではなく、まずは他の支出項目での節約を優先し、節約が必要になったとしても、生命保険であろうが共済であろうが、適切な保障は確保し続けてほしいものです。

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