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あなたのコミュニケーションを診断!(1)

「ひとりよがり病」に「オレオレ症候群」。これはコミュニケーションで起こりがちな症状の名前。今回は書籍化されたユニークなセミナー・「コミュニケーション集中治療室」を展開するお二人にインタビューしました。

宇都出 雅巳

執筆者:宇都出 雅巳

コーチング・マネジメントガイド


白衣の天使が伝えるコミュニケーションセミナー

「共感をはぐくむ」コミュニケーションを目指す

コーチングをはじめ、コミュニケーションを学ぶセミナーはたくさんありますが、講師が白衣を着ているセミナーはあるでしょうか? 実は、講師が女医とナースのコスプレで現れるコミュニケーションセミナーがあります。

その名も「コミュニケーション集中治療室」。提供しているのは、コーチ紹介などを行っているジャストレード株式会社 の須子はるかさんと松村香織さんです。(須子はるかさんは、オールアバウトの海外で働く」 のガイドでもあります。)いつも元気で魅力的なお二人自らが講師を務めています。2004年12月から東京都内で毎月1回のペースで開かれていますが、ユーモアあふれる企画と、すぐに使える実践的な内容が好評で、毎回キャンセル待ちが出ているほどの人気セミナーです。


このセミナーの内容が、昨年末に書籍化されました。その名も同じく『コミュニケーション集中治療室』 (東洋経済新報社)。今回と次回の2回にわたって、著者の須子さんと松村さんへのインタビューを紹介しながら、コミュニケーションにおけるあなたの“病気”を診断していきます。

若い人とのコミュニケーションに悩む参加者

―― セミナーに参加する人の動機は何なのでしょうか?

須子:セミナーに参加する人の悩みで多いのが、若い人とのジェネレーションギャップ。感情を出してくれないので、何を考えているのかがわからず不安という人が多いです。

―― お二人は若い人と接する機会も多いと思いますが、どう感じられますか?

松村:確かに感情を出さない若い人は増えていると思います。インターネットを使えば、感情をださなくても情報は収集できますからね。

―― すると若い人のコミュニケーションに原因があるんですね。

須子:そうとも限りません。参加者を診断すると、やはりなんらかの“コミュニケーション病”にかかっています。例えば、「ひとりよがり病」や「オレオレ症候群」などです。自分の“病名”を知り、それに対する“治療”を行うことで、確実に若い人とのコミュニケーションは改善します。

―― どんな“病気”があるんですか?

松村:それでは実際に“病気”にかかっているか診断してみましょう。

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