部屋干し臭がするのはなぜ? 解消するための3つの条件とオススメアイテム
梅雨時や雨の日に限らず、洗濯物は部屋干しが中心という方も多いでしょう。しかし、外干しに比べて「乾きが悪い」「臭いが気になる」などのお悩みを抱える方も。そんなお悩みや不満を解消する方法とオススメのアイテムを、All About『洗濯』ガイドで「洗濯ハカセ」の異名をとる神崎健輔さんに教えてもらいました!
提供:パナソニック株式会社
お話をうかがった方

洗濯・シミ抜き職人。実家の老舗クリーニング店「白洋社」部長。株式会社クラスタス CTO。宅配クリーニング「Nexcy(ネクシー)」CTOとして、全国から集配可能なクリーニング店の運営も行う。また、それらの経験をもとに「洗濯ハカセ」として、家庭でもできる洗濯・シミ抜き術を発信中。テレビ雑誌など、メディア出演多数。
増加する洗濯物の部屋干し派。一方でお悩みや不満も…

皆さんは、洗濯物をどうやって干していますか? 今回、パナソニック株式会社が行った『子持ち家庭の洗濯に関する実態調査』によると、「部屋干しをする機会が増えている」と答えた人は70%以上。最も多い洗濯物の干し方として「部屋干し」を挙げた人も51%と、過半数を占めています。

■「2024年 子持ち家庭の洗濯に関する実態調査」
調査地域:全国/調査期間:2024年4月5日~4月10日/調査方法:インターネット調査/調査対象:子どもと同居し、ご自身で洗濯をする20~50代の男女/有効回答:1126名(男性:571名、女性:555名)
この結果に対し「大気の汚れも大いに関係している」と、神崎さんは語ります。
神崎さん(以下敬称略)「花粉や黄砂、PM2.5など、外気の中に含まれるさまざまな物質を考えると、外干しはちょっと遠慮したいという方も多いと思います。このほか、共働きの家庭が増え、突然の雨が降ったときなどに対応できないというのも、原因のひとつでしょう」
このようにさまざまな理由から増加しているという部屋干し派。一方で、部屋干しのお悩みや不満を抱えている人も多いようです。
調査結果によると「乾くまでに時間がかかる」と「部屋干し臭」が、部屋干しのお悩みのツートップとなっています。
神崎「こうしたお悩みは、以前からよく聞かれますよね。2位に部屋干し臭が挙げられていますが、これは結局、1位にある“乾くまでに時間がかかる”ことが要因なんです。
部屋干し臭は雑菌の増殖によって発生するのですが、乾くまでに時間がかかると、その分、増えていってしまうもの。雑菌の繁殖を抑えるには、5時間以内に乾かすことが肝心です!」
洗濯物を早く乾かすための”三大条件”とは?

では、洗濯物を早く乾かすためにはどうすればいいのでしょうか。
神崎「“温度” ”湿度” ”空気を動かす” という三大条件を満たすことを心がけましょう! 温度が高いほど洗濯物の水分は蒸発しますが、一方で洗濯物の周囲には湿気が残っているため、一定以上の水分を蒸発させることはできません。つまり、湿度を下げることが大事ということ。
また、空気を動かせば湿気も移動するため、洗濯物の周囲にある空気を循環させることもポイントです。たとえ温度が低くても、衣類の周囲にある空気の湿度が低く、常に動いていれば乾きムラを抑えることができます」
このように、洗濯物を早く乾かすうえでオススメなのが、衣類乾燥除湿機なのだとか。洗濯物に風を送り、空気を動かしながら湿気も取り除くことから、「間違いなく、洗濯物を効率良く乾かせるアイテムです!」と、神崎さんも太鼓判を押しています。
最新の衣類乾燥除湿機をチェック! >>
一度使ったら手放せない!? 衣類乾燥除湿機のメリット
空気中の湿気を取り除きながら風を送るので、自然乾燥と比べて洗濯物をスピーディーに乾かしてくれる衣類乾燥除湿機。部屋干ししたときの湿度の上昇を抑えられ、カラッと乾かせるのもうれしいポイントです。これなら、「洗濯物が部屋にずっと干されていてうっとうしい」というお悩みも解消できそう!

一方で、洗濯機の乾燥機能や浴室暖房乾燥機、エアコンの除湿機能を使っていたり、扇風機やサーキュレーターで風を当てたりと、様々な方法で部屋干しをしている方も。
神崎「洗濯機の乾燥機能は、洗濯から乾燥まで自動で行ってくれるのが利点。ただし、乾燥機能で乾かすのを控えたい種類の洗濯物もあります。その点、衣類乾燥除湿機なら、オシャレ着でもニットでも、衣類の種類を気にせずに使えます。
また、浴室暖房乾燥機が付いていない家も多いと思いますが、衣類乾燥除湿機ならコンセントがあれば手軽に使用でき、設置工事の必要もありません。
このほか、エアコン除湿は室温が下がってしまうこと、扇風機やサーキュレーターでは湿度を取り除けないことなどを考えると、衣類乾燥除湿機は部屋干しに最適な家電であると言えます」
そんな衣類乾燥除湿機ですが、「電気代がかかるのでは?」「タンクの水を捨てるのが面倒かも」という疑問が寄せられることもあるそう。
そんな疑問を解消すべく新たに登場したのが、今回ご紹介するパナソニックの衣類乾燥除湿機です。
新たに登場した衣類乾燥除湿機 >>
消費電力が1/3★1に! 連続排水にも対応した新方式の衣類乾燥除湿機

スクエアなフォルムの『F-YEX120B』を見て、「すっきりとして、インテリアを邪魔しないデザインですね」と、神崎さん。操作部のデザインがわかりやすく、直感的に使える点もお気に入りです。
パナソニックから新たに登場した衣類乾燥除湿機『F-YEX120B』。特に注目したいポイントは、独自の新方式である “エコ・ハイブリッド” を採用していること! これにより、消費電力が従来の1/3★1にまで抑えられるようになったのです。
そもそも衣類乾燥除湿機の仕組みは、取り込んだ空気中の湿気を水に替えて取り除くというもの。主な方式は “コンプレッサー方式” “デシカント方式”と、これら2つのメリットを併せ持つ “ハイブリッド方式” の3種類です。
このハイブリッド方式はパナソニックが初めて世に送り出したものですが、そこからさらに進化したのがエコ・ハイブリッド方式。ふたつの冷却機構で除湿することで省エネ★1性に優れるうえに、年中カラッと衣類を乾燥させることができます。

連続排水にも対応。
※市販のホース(内径15mm)が必要です。
また、連続排水にも対応しており、ホースをつなげばタンクの水を捨てる手間がなくなって利便性がアップしているのもポイント。さらに、部屋干し衣類を除菌★2、部屋干し臭を抑制※1する “ナノイーX(48兆)” も搭載しています。
この『F-YEX120B』を実際に試したという神崎さん。果たして、ご感想は?
神崎「スゴいなと思ったのは、やっぱりしっかりと乾かしてくれる点ですね。送風できる幅が広く、干した洗濯物の端っこまで風が当たって、ゆらゆらと揺れていました。スペック上では約165cmとのことですが、風がしっかりと全体に行き渡っている印象です。
わが家では連続排水はさせず、タンクの水を捨てる使い方でしたが、むしろ除湿した水分が可視化されて安心感がありました。
衣類に付いた花粉の抑制※2とニオイの脱臭※3ができる “衣類ケアモード”、こもりがちなニオイや湿気などをケアできる “クローゼットケアモード” といったユニークな機能もいいですね。洗濯物の乾燥だけではないので、季節を問わずさまざまなシーンで活用できると思います」
★1:F-YEX120Bと当社従来品F-YHVX120における消費電力の比較(JIS基準による)。ただし乾燥時間は長くなります。
★2:約6畳空間での約7時間後の効果です。実使用空間での実証効果ではありません。実際の効果は、周囲環境 (温度・湿度)、運転時間、衣類の素材、形状などによって異なります。
使い方に合わせて選べる! パナソニックの衣類乾燥除湿機
今回、ご紹介したエコ・ハイブリッド方式の『F-YEX120B』以外にも、パナソニックの衣類乾燥除湿機はラインアップが豊富。1年中パワフルなハイブリッド方式、軽量でコンパクトなデシカント方式など、使い方や置き場所に合わせて選ぶことができます。
これならきっと、部屋干しのお悩みを抱えている方も満足できるはず! 衣類やクローゼットのケアをしたい人も、ぜひ一度チェックしてみてください。
『F-YEX120B』の詳細はこちら >>
パナソニックの衣類乾燥除湿機 公式サイト >>
●実際の効果は衣類の素材、形状などによって異なります。
※1:風呂上り後に使用⇒洗濯脱水の後の自然乾燥と、「ナノイー」放出・衣類乾燥運転を10回繰り返した後の洗濯後の衣類の効果です。
※2:吹き出し口から約40cmでの約6時間後の効果です(スギ花粉での検証)実際の効果は衣類の素材、形状などによって異なります。
※3:吹き出し口から約40cmでの約12分後(タバコ臭)、約60分後(ペット臭、体臭・枕の頭皮臭、焼肉臭)または約2時間後(生乾き臭)の効果です。
*本記事は、パナソニックからの依頼により、All About「洗濯」ガイドの神崎健輔さんへの取材を元に編集しています。